新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界中の企業・組織でリモートワークが取り入れられるようになった。リモートアクセスにおけるセキュリティ対策としては、当初はVPNが主流であったが、やがて安全面やパフォーマンス面をはじめとした、VPNが抱えるさまざまな問題が明らかになっていった。
そこで新たに提唱されるようになったのがゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)への移行である。ZTNAを利用することで、ユーザーは安全かつ快適に、オンプレミスのアプリケーションへのアクセスやインターネット上でのビデオ会議などを行うことができるのである。
本資料では、いち早くZTNAへの移行を提唱したForresterの調査に基づいた、ZTNAの新興市場における代表的なベンダー15社に対する評価の詳細が収められている。今回の評価で調査対象とした15社のベンダーは、いずれもリモートワーカーがオンプレミスのアプリケーションにアクセスする際にゼロトラストの原理を実証しており、またインフラからの移行に積極的な製品やサービスを提供している。そうした中でも、VMwareをはじめとする数社のベンダーが、高いスコアを獲得して市場の「リーダー」として位置づけられている。これを見れば、各社の比較が具体的かつ容易に行えるに違いない。
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