建設大手の清水建設では、従来のオンプレミス中心とVPNを前提とした境界型防御が、在宅勤務の急増を契機に課題として浮かび上がった。特定の状況下でネットワーク負荷が高まり、業務継続にも影響が出かねない場面があったという。こうした経験から、同社は境界防御の延長では対処しきれない領域があるととらえ、ゼロトラストやSASE型アーキテクチャを検討する必要性を感じ始めた。検討過程では、建設業ならではの多様な作業環境やグローバル拠点を含め、どこからでも安定した接続とセキュリティを確保できるかが重要な論点となった。また、DXを推進する上で、ネットワークの障害や攻撃が経営リスクになり得るという認識も社内で強まったという。この動画資料では、清水建設とセキュリティ専門家がこれらの課題をどのように整理し、移行の方向性をどの視点から導いたのかを対談形式でひも解く。ゼロトラスト検討の初期段階で押さえるべきポイントをつかむ手がかりとして活用できる内容だ。
※本動画は2025年10月1日に開催されたパロアルトネットワークス株式会社主催のイベント「Ignite on Tour Japan」の講演動画となります。
【講演タイトル】
お客様セッション:先駆者が考えるビジネス変革を支えるサイバーセキュリティトランスフォーメーション - 清水建設様
【講演者】
清水建設株式会社
室井 俊一 氏
パロアルトネットワークス株式会社
染谷 征良
ホワイトペーパー
