キャリアが価格を引き下げるため、企業向けデータサービス収益は伸び悩む

株式会社データリソース

2005-01-19 10:00

価格の引き下げが利用の増加を上回り、インターネット接続、専用回線、フレームリレー、非同期転送モード(ATM)への支出額は減少するだろう。
サービスの価格競争が激化しており、米国企業のデータサービスへの支出は伸び悩んでいるとインスタット社は報告している。そのため2007年にはトランスポートサービス、つまりインターネット接続、専用回線、フレームリレー、非同期転送モード(ATM)への支出額は減少するだろう。原因は価格の引き下げが利用の増加を上回るためである。だが減少しないサービスもある。インスタット社はインターネット接続サービスは2008年まで継続的に成長すると予測している。

インスタット社の調査結果を以下に挙げる。

・インターネット接続の成長要因の大部分がケーブル及びDSLブロードバンドサービスである。

・2004年のデータサービス支出額の51%近くを専用回線が占めた。支出額は減少すると予測されるが、2008年にもデータ支出額の44%を占めるだろう。

・データサービスの細分化が進む。キャリアが、現在6~12のサービス提供によって上げる収益を得るためには、12~20のサービスを提供しなくてはならないことになるだろう。

インスタット社の調査レポート「Data Nation: 2004年 固定電話のデータ転送サービス」では、米国市場における企業のインターネット接続、専用回線、フレームリレー、ATMといったサービスへの支出額を調査している。またケーブルモデムとDSLサービスへの企業のブロードバンド加入者数予測を行っている。2003-2008年にわたる予測データはすべて企業規模別に提供されている。

◆調査レポート
Data Nation: 2004年 固定電話のデータ転送サービス
(リンク »)

◆インスタット/MDR社について
(リンク »)

◆このプレスリリースに関するお問合せ
株式会社データリソース
107-0052 東京都港区赤坂4-5-6
Tel:03-3582-2531 Fax:03-3582-2861
(リンク »)
Eメール:info@dri.co.jp
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]