イーセキュリティ・ジャパンとビートラステッド・ジャパンがフィッシング対策で提携

～フィッシングに関する市場啓発と対策ソリューション普及において緊密な協力関係を構築～

イーセキュリティ・ジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：太田幸多郎）とビートラステッド・ジャパン株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：東保孝）は、主に金融機関において深刻な問題となっているフィッシング対策について、マーケティング及び技術協力に関する契約を締結したことを発表しました。

今回の提携により、イーセキュリティ・ジャパンとビートラステッド・ジャパンは、共同セミナーの開催や共同プロモーションの実施をはじめ、フィッシング対策に関する共同提案など幅広い協力体制を築くとともに、今後、フィッシングに関する市場啓発と対策ソリューション普及を図っていきます。

フィッシングは、昨年秋に日本国内においても初めて金銭的被害が発生し、大きな脅威となっています。米Anti-Phishing Working Groupによると、2004年12月だけで新たに9,019種類のフィッシング・メールが報告されており、2004年7月以降毎月38％のペースで増えつづけています。フィッシング・サイトに関しては、2004年12月現在において1,707件存在し、2004年8月以降毎月24%のペースで増加しつづけています。また、フィッシング・サイトのホスティングに関して、最も多い国はアメリカの32％でしたが、日本も第4位（2.8％）にランクしていました。

イーセキュリティ・ジャパンは、フィッシング対策ソリューションとして、「PhishSafe(フィッシュセイフ)」を提供しています。「PhishSafe」は、金融機関などのWebサイトを装い、パスワードやクレジットカード番号といった個人情報を盗む悪質なフィッシング行為に対して、偽Webサイトへの情報入力の際の警告や、独自のユーザ認証方法により、貴重な個人情報の漏洩を防ぐソリューションです。オンライン決済をビジネスとする企業を中心に今後更に積極的な導入が見込まれています。

また、ビートラステッド・ジャパンは、フィッシング対策ソリューションとして「PhishDetect（フィッシュディテクト）を提供しています。「PhishDetect」は、4段階からなる導入ステップを適用しており、あらゆる企業に対し、迅速且つ、各企業の方針及びスケジュールに適応可能な柔軟なフィッシング対策ソリューションであり、フィッシングの初期対策支援を低コスト且つ短期間で提供します。

両社のソリューションを組み合わせることで、フィッシング詐欺を意図した偽メールの受信時からサイトへのアクセス、ID/パスワードの流出対策まで、総合的なフィッシング対策をとることができます。


■イーセキュリティ・ジャパン株式会社について
イーセキュリティ・ジャパン株式会社はオープンソースのトータルソリューションを提供するオープンソース・ジャパン株式会社のグループ企業です。以下の最新ソリューションを海外及び国内から揃え、あらゆるビジネスにおけるセキュリティを強力にバックアップします。 (リンク »)
- オンラインショッピングでのクレジットカード不正防止ソリューション
- Ｅペイメント保護
- アンチフィッシング
- 内部情報漏洩対策ソリューション
- ウェブアプリケーション保護ソリューション
- セキュリティ・コンサルティングサービス
- 侵入テストをふくむセキュリティ調査
- フォレンジック分析
- セキュリティ設計および導入支援
- セキュリティトレーニング

■ビートラステッド・ジャパン株式会社について
2004年9月 米国にて、非公開企業としては世界最大級のセキュリティテクノロジベンダCybertrust社が誕生いたしました。Cybertrust社は、電子認証及びアイデンティティ管理のグローバルカンパニーBetrusted社と、マネージド・セキュリティ・サービスの欧州トップベンダーUbizen社、インテリジェントリスクマネジメント領域におけるリーディングカンパニーTruSecure社の3社が合併した企業です。電子認証に関するテクノロジソリューション企業であった日本ボルチモアテクノロジーズ株式会社は、Cybertrustグループとの資本業務提携により、ビートラステッド・ジャパン株式会社として生まれ変りました。
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