製造指図書は、生産スケジュールを生産指示として現場に伝える極めて重要な書類で必要不可欠である。製造指図書は、企業により“生産指示書”、“作業指示書”等、様々な呼称があり、記載されるデータやフォーマットは、企業により全く異なる。そのため、従来は、ユーザー毎に製造指図書を発行・管理するプログラムを別途開発する必要があった。
今回、APS/生産スケジューラー「PlanWizard」の新バージョンでは、PlanWizardのスケジューリング結果をもとに、製造指図書を発行・管理することが可能な、製造指図書カスタマイズ機能を搭載した。製造指図書には、製造日時、製造設備、原材料情報、必要リソースなど、オーダーに関する様々な300以上の情報を出力することが出来る。複数の工程をまとめて1枚の製造指図書として発行したり、前後工程の情報を参照して出力するなど、ユーザーの様々な要求に対応可能である。また、製造指図書のレイアウトはExcelでユーザーが自由にカスタマイズすることができ、製造指図書を発行・管理するプログラムを別途開発する必要がなくなる。もちろん、製造指図書には、製造指図Noなどの任意の情報をバーコード出力させたり、図面を貼り付けることも可能である。イメージ図については、( (リンク ») )を参照。
■2.マスター展開/逆展開リスト作成機能
製品側の最終工程から、使用する半製品・原材料について正展開、及び、原材料・半製品の側から、使用されている製品について逆展開が可能になった。この時、生産可能設備、使用リソース等についても確認することができる。
■3.その他
新機能や、従来の機能がより使いやすく、追加・改良(上記含め、全50項目)されている。
・生産製品数の制限を、日毎以外に月毎や週毎などの単位で行えるようになった。
・マクロファイル実行内容をログファイルに記憶可能
(ログファイルへは任意のメッセージが出力可能)。
・マクロファイルの実行時に、IF、GOTO等の制御が可能。
・従来メモ帳で編集を行っていたインターフェース定義ファイル(コントロールファイル)を、
Excel上で動作する専用ツールを使用して簡単に作成できるようになった。
価格は、多くのオプション機能を備えた「PlanWizardStandard」が750万円、標準的な機能を備えた「PlanWizard Light」が480万円など。その他、同一企業内で無制限に使用できるコーポレートライセンスなども用意している。
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