九州地区で初の「FTTH利用によるIP告知放送システム」を宮崎県北浦町に納入

~NTT西日本とNECおよびNECネッツエスアイが連携して対応~

日本電気株式会社/NECネッツエスアイ株式会社 2006年04月25日

日本電気株式会社(NEC)およびNECネッツエスアイ株式会社(NECネッツエスアイ)は、このたび、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が宮崎県延岡市北浦町※1より受託した加入系光ファイバ網設備整備事業において、IP告知放送システムとIP電話システムを同町向けに納入いたしました。FTTH※2を利用したIP告知放送システムとしては、九州地区初の事例であり、全国的に見ても先進的な取り組みとなります。

北浦町は、宮崎県最東北端である日豊海岸国定公園のほぼ中央に位置し、農林水産業を中心に発展してきました。最近では、恵まれた手つかずの大自然を活用した海浜型リゾートの開発に着手し、下阿蘇ビーチリゾート「浜木綿(はまゆう)村」を開設するなど、宮崎県屈指の利用客数を誇るアウトドアスポットとして注目されています。

このたび納入したIP告知放送システムとIP電話システムは、地域情報格差の解消による豊かな住民生活環境を具現化するものであり、北浦町が2005年に実施した加入者系光ファイバ網設備整備事業により構築された光ファイバ網を、全住民宅(約1,600世帯:2006年3月末現在)まで整備・拡張して実現されました。合わせて、住民からの申し込みにより、高速インターネット・メールサービスも利用可能としています。

本システムを利用したサービスは、高速インターネット接続サービスと合わせ、北浦町が提供主体となって運営しており、2006年2月1日よりスタートしています。現在、IP告知放送では、住民に向けた様々な情報を流すことで地域コミュニティの形成に役立っており、今後はIPの双方向性を活かし、災害など緊急時の安否確認などにも活用する予定であります。

本システムの特長は、以下のとおりです。

<IP告知放送システム>

●各家庭にIP告知放送端末を設置し、各種放送サービスを提供
町内で発生した災害情報や行政情報など緊急性を要する情報を、住民に対してIP告知放送端末を通じて一斉に通知できます。また、町内で開催される催し物や慶事連絡など、放送内容や用途に応じて放送グループ分けを行い、グループ毎に個別放送することも可能です。更に、応答確認ボタンの押下により、緊急情報を受信したかどうかの確認や一人暮らしのお年寄りなどの安否確認にも利用できるので、地域防災対策に役立ちます。

<IP電話システム>

●IP告知放送端末を設置した各家庭にIP電話サービスを提供
町内のIP告知放送サービス利用者同士の通話が、通話時間に左右されず無料となります。なお、通話方法は、従来の電話番号の先頭にプレフィックスダイヤル“8”を付加してダイヤルするだけで利用できます。

●050広域IP電話サービスの利用により町外への通話も格安
北浦町役場に設置されたテレフォニーサーバとNTTコミュニケーションズ.Phone IP Centrex(050広域IP電話サービス)を接続することにより、希望者は自宅の電話から同サービスが利用できます。これにより、同じ.Phone IP Centrex、もしくは、NTTコミュニケーションズと提携している事業者のIP電話サービス加入者との通話は無料となります。また、町外の一般電話加入者への通話も割安となります。

本件は、NTT西日本とNECグループが連携した、初のIP告知放送/IP電話システムの納入事例でもあり、NECとNECネッツエスアイでは、システム設計から構築(機器提供含む)に至るまで一貫した対応を行いました。NECがシステム全体の設計を担当し、NECネッツエスアイが自社開発製品であるSIP※3対応テレフォニーサーバ AX-5000とIP告知放送端末 AG-140を用いたシステム構築を担当しています。

NECとNECネッツエスアイでは、今後も多くの自治体向け提案で協力し、自治体向けIP告知放送/IP電話システムについて、今後3年間でおよそ50の自治体への販売を目指しております。

<SIP対応テレフォニーサーバ AX-5000>

汎用サーバをベースに高信頼性と多機能を実現し、自治体様やCATV事業者様、サービスプロバイダ様がIP電話サービスを提供する際の機能を備えたSIPサーバです。
(リンク »)

<IP告知放送端末 AG-140>

操作性を重視したユニバーサルデザインであり、FM放送並みの高音質での放送や入出力接点を具備したIP告知放送端末です。
(リンク »)

以上

このプレスリリースの付帯情報

北浦町様システムイメージ図

用語解説

注1)
2006年2月の合併により、東臼杵郡北浦町から延岡市北浦町へと変更。
北浦町ホームページ (リンク »)

注2)FTTH(Fiber To The Home)
光ケーブルを一般個人宅へ直接引き込む光通信の構成方式であり、局設備からユーザ宅までのラストワンマイルを高速化することで、より一層のブロードバンド化を実現できる。

注3)SIP(Session Initiation Protocol)
IP電話などで用いられる、通信制御プロトコルの一つ。

関連情報へのリンク »

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つ
    プレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • 【3/31まで早期割引受付中!】「IBM Watson Summit 2017」開催

    日本IBMが主催する最大の国内総合イベント。テクノロジー・リーダーの疑問を紐解く「企業IT、セキュリティー、モバイル、データ解析などの進化を探る」詳細はこちらから!