同基金が運営する会員制コミュニティサイト『心連心』( (リンク ») )において、掲示板・ブログと翻訳システムが連動、下訳に利用する。
同サイトでは、日本人と中国人の高校生がお互いの意見交換を行っており、書き込みを行うと、日本語の書き込みは中国語に、中国語の書き込みは日本語に、それぞれ自動翻訳されデータベースに格納される。その後、人手による誤訳や言い回しのチェック・修正を行った上で、閲覧者の使用言語に応じたそれぞれの書き込みを呼び出して表示する。
同基金ではすべて人手による翻訳作業も検討したが、掲示板やブログは書き込みが24時間休みなく続く。そこで、自動翻訳で下訳を行い、その結果を人間がチェックし、必要に応じて修正するという手法を考え出した。これにより担当者の負担が軽減できる。
それ以外にも辞書チューニングの容易さ、これまでの導入実績などから採用が決定した。
高電社は「システムとの連携が非常に容易」として、掲示板・ブログの運営会社やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)運営会社などにも採用を働きかけていく。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
独立行政法人国際交流基金について
1972年に特殊法人として設立された、日本と諸外国との国際文化交流を推進する独立行政法人。「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・知的交流」を3つの柱とし、海外19ヶ所を含めた各地の事務所が連携して幅広い活動を行っています。
国際交流基金の部署の一つ「日中交流センター」では、「交流サイトの運営」「留学生の招へい」「ふれあいの場設置・運営」を3つの柱とし、心と心を結び合うことで、東アジアの未来を創ることを目的にしています。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。