講師は、マーケティング・サイエンス研究の第一人者である早稲田大学商学部教授の守口 剛 氏。いまやWebマーケティング欠かせなくなっているWebサイトのアクセスログデータの分析手法をできるだけ分かりやすく説明するとともに、分析事例と活用事例を紹介します。
受講対象者は、自社のWebアクセスログの分析、活用に携わっている企業のスタッフの方、Webアクセスログの分析・活用に関するサポートを行っている企業のスタッフやWebアクセスログの分析・活用に関心のある方。受講料は31,500円(税込)、定員は40名です。
インターネット上に開設されているWebサイトは、エンドユーザーにとって簡単に情報を収集したり、収集した情報を比較できる身近な情報源であると同時に、企業にとっては、ユーザーとのビジネスチャンスを獲得しうる貴重な接点であり、良好なイメージを醸成するための重要な場となっています。このため、多くの企業が、Webサイトからの情報をより効果的にマーケティング活動に活用しようと、Webアクセスログを使用したページ構成の最適化や、SEO(search engine optimization)、検索連動広告の活用、検索誘導型広告の効果測定などに力を入れています。
文字通りWebアクセスログは、Webサイトへのアクセス、ページの閲覧状況を表す履歴デ-タであり、どのような検索キーワードで、どのようなWebサイトを経由して訪問してきたかを捉えたり、クッキーを利用してサイトへの再訪問行動を捕捉することができます。しかし、実際にWebアクセスログを有効に活用するためには、分析ツールに関する知識や分析テクニックの習得、ユーザーの閲覧行動の理解が必要になるなど、クリアすべき多くの課題があります。そこで、今回のMESでは、Webアクセスログをより正しく読み取り、理解すると共に、より有効に活用するための分析手法を、研究事例、今後の展望を交えながら学習します。
本セミナーの概要につきましては、以下の通りです。
以 上
■SPSS Marketing Executive Seminarの開催概要
[テーマ] Webアクセスログの分析と活用
~効果的なWebマーケティング実践のためのスキルと知識~
[日 時] 2007年10月4日(木) 10:00-17:00
※セミナー終了後17:15より講師および参加者と情報交換いただくための懇親会(無料)を開催します。
[会 場] SPSSセミナールーム (東京・恵比寿)
[定 員] 40名
※定員となり次第、締め切りさせていただきます。
[受講料] 31,500 円(税込)
※本セミナーは講義形式であり、PC操作はございません。
[対象者]
・自社のWebアクセスログの分析、活用に携わっている企業のスタッフの方々
・Webアクセスログの分析・活用に関するサポートを行っている企業のスタッフの方々
・Webアクセスログの分析・活用に関心のある方々
[活用製品] 本セミナーは下記製品を活用した講義を予定しています。
・SPSS Base System
・Clementine、Text Mining for Clementine、Web Mining for Clementine
・Amos
[講義アウトライン]
1.インターネットマーケティングの現状
・インターネットを活用したさまざまなマーケティング手法
・ネット上の消費者行動の特徴
2.Webアクセスログ解析の基礎
・Webアクセスログデータの種類と特徴
・Webアクセスログの分析ツール
3.Webアクセスログデータ分析の手法:基礎から応用まで
・コンバージョンと離脱行動を分析しサイト構造を見直すデータマイニング手法
・ページ間の閲覧スイッチからサイトの構造を可視化する多次元尺度構成法
・ユーザーのサイト閲覧行動の特徴からセグメンテーションを行う潜在クラスモデル
・ユーザーの嗜好を知りリコメンデーションを行う協調フィルタリングとコンテンツベースフィルタリング
・検索キーワードを分析し閲覧行動との関連を把握するテキストマイニング
・リンク構造からサイトの評価を行うページランクとその応用
4.Webアクセスログの活用に関する今後の展開
・先進的な研究事例
・活用可能性の整理
※講義内容は当日の進捗状況により変更になる可能性がございます。予めご了承ください。
[お問い合わせ先]
エス・ピー・エス・エス株式会社 セミナー事務局
TEL : 03-5466-5511
FAX : 03-5466-5621
Email : jpseminar@spss.com
[お申し込みURL]
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■講演者プロフィール
守口 剛(もりぐち たけし)
[略歴]
1979年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒
1993年、筑波大学大学院経営・政策科学研究科経営システム科学専攻修了 修士(経営学)
1996年、東京工業大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士課程修了 博士(工学)
1983年、財団法人流通経済研究所を経て
1997年、立教大学社会学部産業関係学科助教授、98年、同 教授
(2005年より現在) 早稲田大学商学部教授
[所属学会]
日本マーケティング・サイエンス学会(理事,学会誌編集委員)、日本消費者行動研究学会(副会長)、日本商業学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本行動計量学会
[主要著書]
単著
『プロモーション効果分析』朝倉書店 2002年
共編著
『プライシング・サイエンス入門:価格の不思議を科学する』 同文舘 2005年
『価格・プロモーション戦略』 有斐閣アルマ 2004年
『マーケティングの数理モデル』 朝倉書店 2001年
共著
『マーケティング・サイエンス入門』 有斐閣アルマ 2003年
『POS・顧客データの分析と活用』 同文舘 2003年
『セールス・プロモーションの実際』 日経文庫 1998年
『戦略的ブランド管理の展開』 中央経済社 1996年
『セールス・プロモーション:その理論、分析手法、戦略』 同文舘 1994年
『POSとマーケティング戦略』 有斐閣 1993年
『プロモーショナル・ マーケティング』 ビジネス社 1992年
『変革期の流通』 日本経済新聞社 1991年
『店頭研究と消費者行動分析』 誠文堂新光社 1989年
『インストア・マーチャンダイジング』 ビジネス社 1989年
共監訳
『マーケティング・ハンドブック』 朝倉書店 1997年
共訳
『マスタリング・データマイニング-CRMのアートとサイエンス-:事例編』海文堂2002年
『マスタリング・データマイニング-CRMのアートとサイエンス-:理論編』海文堂2002年
『クーポン・プロモーション』ビジネス社 1990年
以 上
<SPSSについて>
SPSS Inc.(NASDAQ - SPSS)はPredictive Analyticsソフトウェアおよびソリューション提供のリーディング・カンパニーです。Predictive Analyticsは現状および将来についての信頼できる結論を的確に描き出すように、データを戦略的で有効なアクションにつなげることを言います。民間企業、大学、公共機関など25万以上の団体がSPSSテクノロジーを活用し、増収、コスト削減、プロセス改善、不正の発見と防止などに取り組んでいます。Fortuneトップ1000にランクされる企業のうち95%以上がSPSSユーザーです。SPSSは1968年に設立され、米国イリノイ州シカゴに本社をおいています。
詳しくはWebサイトをご覧ください。
SPSS Inc.: www.spss.com / SPSS Japan: www.spss.co.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。