CTCSP、急拡大を続けるLinuxサーバ市場に、実績あるCDPソリューション「Double-Take」を投入

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

2008-01-25 11:00

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社のグループ会社である、シーティーシー・エスピー株式会社(略称:CTCSP、本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:熊崎伸二)は、人為的ミスや停電、定期的メンテナンスなどによるサーバ障害対策から災害対策まで、Windows環境におけるCDPソリューションとして圧倒的な実績を持つリアルタイムデータレプリケーション&フェイルオーバーソフトウエア「Double-Take(ダブルテイク)」のLinux対応版の販売を1月25日より開始いたします。


【魅力的なLinux市場】
 2000年以降、LinuxサーバおよびそのOSは、3年間で2倍以上の出荷台数を続け急速に拡大しています。なかでも官公庁での導入比率はきわめて高く、8割を超えています。一般企業では4割以上の企業がすでにLinuxサーバを導入済みで、従業員1,000人以上の中堅・大手企業における導入実績は5割を超え、従業員100人未満の企業が2割弱なのに比べ、大手ほど導入意欲が高いことがわかります*。
 今回発表のLinux版「Double-Take」は、こうした導入意欲の高い中堅・大手企業をターゲットとしており、その主要用途であるWebサーバ、メールサーバのデータを中心に、CTCSPでは初年度1億円の売上を見込んでいます。


【コスト重視で導入が進むLinuxサーバ】
 導入を予定されているLinuxサーバは、その6割以上が新規導入です。しかも、最大の導入理由は、「初期導入コストが安価で済むため」という回答が6割を超えます*。
 「Double-Take」は、高価な共有ストレージを必要とせず、短期間かつ安価でLinuxサーバの二重化や遠隔地へのリアルタイムデータレプリケーションが行えるため、Linuxユーザのニーズにベストフィットするデータリカバリソフトウエアであるといえます。企業の情報システムにおいて、電子メール、Webサービス、ファイルサーバ、データベースなどのITインフラは、今や最も重要な企業インフラのひとつといえるでしょう。
 Linux版「Double-Take」がお客様企業のCDPニーズに的確に応える存在であり、世界および日本におけるWindows環境での実績が、Linux環境においても実証されると確信しています。

  *インプレスR&D発行「Linuxオープンソース白書」


■ Double-Take Software社およびDouble-Take製品について
 Double-Take Software社(本社所在地:米国マサチューセッツ州サウスボロー市、創設:1991年)は、Microsoft Windows のサーバシステムに特化した、Exchange Server、SQL Server、Oracleなどのアプリケーション用データレプリケーション(複製)ソフトウェア製品Double-Take(ダブルテイク)を開発しており、その製品技術において20以上の特許を取得しています。同社の顧客企業は1万社を超え、2007年11月の段階で15万ライセンス以上の出荷実績(全世界)を有しています。日本国内では1,200社以上(2007年11月現在)(注1)、で導入され、名実共にCDPソリューションの決定版といわれています。またDouble-Takeは、マイクロソフト社からWindows 全サーバ製品群(Windows Standard、Enterprise、Datacenter Serverなど) (注2)の認証ロゴを受けています。


<主な機能>
 (1) 複製元(ソースサーバ)のデータを複製先(ターゲットサーバ)に対して転送する際に、ファイルブロックレベルの更新データのみを転送する(非同期式)という特許技術により高速なデータ転送を可能にします。そのため、災害やシステム障害が発生しても、直前のデータを保全することが可能です。
 (2) ファイル、Web、メール、データベースなど、データの性質を問わずにレプリケーションが可能です。
 (3) ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)などのIPネットワークが利用可能なため、あらゆるシステム構成ニーズに対応することができます。
 (4) データベースなどのトランザクション・ベースのアプリケーションデータをレプリケーションする場合は、Double-Takeの特許の一つである「書込み順序保持機能」を用いて、ソースサーバで発生したトランザクションの発生順序を保ちながらターゲットサーバに転送し書込むことができます。
 (5) Double-Takeには、既存構成の変更を最小限に抑えたままHA化が実現できる「Failover機能」が備わっており、サーバの冗長化が容易に行え、サービスの継続性を高めます。(注3)


■「Double-Take」Linux 版がサポートするオペレーティングシステム


 製品名(型番) :Double-Take for Linux (型番:DT4-LINUX-B)
 サポートするOS:Red Hat Enterprise Linux Ver.4 Update3 - Update6


■シーティーシー・エスピー株式会社について( (リンク ») )
 CTCSPは、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC)のグループ会社です。1990年4月に設立されました。世界各国の企業とのパートナシップにもとづき、企業ネットワークおよびインターネットシステムに必要不可欠な製品およびソリューションを日本国内にご紹介しています。



【報道機関からのお問合せ先】
シーティーシー・エスピー株式会社
営業推進部
TEL: 03-5712-8070
E-mail:sp-press@ctc-g.co.jp


【製品に関するお問合せ先】
シーティーシー・エスピー株式会社
営業推進部
TEL:03-5712-8070
E-mail:sp-admin@ctc-g.co.jp

用語解説

(注1):Double-Take Software発表データ(2007年11月現在)。Double-Takeのライセンスは、サーバに1ライセンスが必要で、複製元サーバとバックアップ先サーバのそれぞれに1ライセンスずつ必要です。

(注2):Certified for Windows (CfW) プログラムは、Windows Server オペレーティング システム上でアプリケーションが問題なく動作することにおいて最高レベルの保証をお客様に提供するものです。Double-Takeは独立したテスト機関であるVeriTest社による検証テストの結果、Certified for Windowsロゴ認定を受けております。

(注3):既存構成は変更する必要がありませんが、HA化には追加のサーバが必要です。 FailoverリソースはIPアドレスのみ。

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