企業では、災害対策や日本版SOX法の法令対応等、内部統制の整備のためにデータを厳格に保護する必要性が年々高まっています。それによるデータ量急増の影響に加え、サーバ分散による個別バックアップ、媒体管理の手間、ディスクツーディスクバックアップを実現する場合のストレージコスト増、災害対策の対応によるネットワーク負荷増大など、お客様が抱える問題は多岐に渡ります。
「Veritas NetBackup PureDisk」は、ストレージとネットワーク帯域使用を最適化するデータ保護ソリューションです。データの重複を排除する機能をクライアント上に実装することで、分散した複数拠点のデータにまたがってグローバルな重複排除を実現します。バックアップデータ容量が削減されるとともに、重複データをリモートバックアップサイトへ転送する必要が無くなるため、拠点間接続のネットワーク上を流れるデータ量の削減が可能です。さらに、バックアップ及びリストアに要する時間も大幅に短縮されます。
今日、地球温暖化の要因であるCO2の削減はIT業界においても極めて重要な課題です。「Veritas NetBackup PureDisk」を活用し、ストレージ容量やネットワーク帯域幅の消費を抑制することでグリーンIT化に貢献します。
CTCでは、これまでもバックアップソリューションに豊富な実績を有しています。この度マルチベンダー環境の大規模技術検証センター「テクニカルソリューションセンター(TSC)」での検証結果を基に、CTC独自の推奨構成で可用性の高い次世代データ保護ソリューションを提供します。
Veritas NetBackup PureDiskの特長は以下の通りです。
1.優れた投資効果
:「Veritas NetBackup PureDisk」は、ストレージとネットワーク帯域使用を最適化するデータ保護ソリューションです。データ重複排除はクライアント側で実行されるため、バックアップデータの格納領域と必要とされるネットワーク帯域幅を大きく削減します。ディザスタリカバリに利用する場合にはリカバリシステムの規模を縮小することが可能です。さらにバックアップ処理時間も、I/O処理が削減されることで時間短縮に貢献します。これらにより極めて優れた投資効果が期待できます。
2.分散環境の問題も解決
:異なるシステムが多拠点に分散している環境では、その拠点数が多いほどデータのバックアップが大きな負荷となります。本製品は、拠点内でデータの重複排除をすることで遠隔地からのバックアックを効率よく実行でき、サーバ仮想化環境下でもその特徴を発揮します。
3.統一されたデータ保護
:マルチベンダー環境下でのバックアップ手法は多岐に渡っており、管理サーバ台数の増加により操作性も複雑化しています。
「Veritas NetBackup PureDisk」と「Veritas NetBackup」を連携することにより、テープへのアーカイブに至るまで統一した手法で運用・管理することが可能となり、コンプライアンス遵守の観点からのデータ保護が実行できます。
<本件に関するお問い合わせ先>
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
コーポレートコミュニケーション部
TEL:03-6203-4100 E-mail:press@ctc-g.co.jp
以上
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