Gealエディタ
WindowsベースのGUIデザイン設計、レイアウト、シミュレーション・ビューワーなどが統合された開発環境です。操作性はWindowsの標準的な開発環境に合わせて、プログラマにとっての使いやすさを重視したツールとなっております。このGealエディタ上にて各種画像データをインポート、画面に視覚的に配置していくことで、ターゲットデバイスと同等の画面をデザインすることができます。アイコン、ボタンといった各種パーツはもちろん、グラフィックデータやフォントデータの変換インポート、多国語対応時の単語リソース一括エクスポート/インポート機能など、GUI開発に必要となる各種リソースを一括デザイン・管理する機能など、GUI開発に必要な機能が統合されたツールです。データはすべてC言語ソースコードとして出力されますので、ターゲットでのそのまま利用するだけでなく、プログラミングによる自由なアクセスが可能ですので、プログラマのアイデア次第で、アニメーションやスクロールといったことも実現可能です。
Geal-Engine
上記Gealエディタにて作成されたC言語データを表示するためのエンジンです。組み込み用を意識した、省メモリかつ高速・コンパクトにチューンされた描画命令をベースにしたAPIとなっており、どのようなRTOS(リアルタイムOS)にも、またOSレスの環境にも対応できるようになっております。そのため32ビットCPUはもとより、16ビットクラスの低機能マイコンへも移植対応です。GPU(グラフィックプロセッサ)への描画命令についても、各チップのグラフィックモード(色数)、解像度といった部分をC言語出力時点で最適化できる構造になっており、CPUからアクセス可能なVRAM(ビデオRAM)を持つGPUであれば、ほとんどのハードウェアに移植可能ですので、各種ターゲットへのポーティング可否はご相談ください。また、Gealエディタで出力されるデータはC言語ソースで、API仕様は公開しておりますので、自社にてエンジンを独自実装することも可能です。
対応ハードウェア
現時点で対応・動作確認しているのは、下記ハードウェア・LSIです。
・テキサス・インスツルメンツ、DaVinci™ プロセッサ・シリーズ(動作確認は、DM6437 デジタル・ビデオ開発プラットフォームにて)
・ルネサス テクノロジ SH7760 (動作確認は、T-Engine開発キットにて)
・シーラス・ロジック EP9315 (動作確認は、アットマークテクノ Armadillo-9にて)
※対応可否の詳細はお問い合わせください。
■価格とリリース時期
新製品『Geal』は、現在ベータ版をリリース。Version1.0リリースは2008年夏を予定しております。製品詳細につきましてはアイティアクセスのホームページ( (リンク ») )をご参照ください、また、ベータ版評価希望、価格その他ご質問などにつきましては、アイティアクセス営業にお問い合わせください。
■アイティアクセスについて
アイティアクセスは2000年4月にNetFrontの開発元のACCESSと半導体商社のイノテックの合弁で設立されました。アイティアクセスは、ACCESS社のブラウザとWindRiver社のリアルタイムOSを中核とした組み込みソフトのワンストップソリューションを提供しております。今後は地デジ対応と次世代ネットワーク対応で新規開発案件の拡充及び高付加価値な自社製品のご提供を目指してまいります。
■製品に関するお問い合わせ
アイティアクセスに関する詳細は (リンク ») をご覧ください。また、本件につきまして、ご質問等がございましたら下記までお問い合わせください。
アイティアクセス株式会社
〒222-8545 横浜市港北区新横浜3-17-6
Tel:045-474-9095 Fax:045-474-8823
E-mail:info@itaccess.co.jp
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