◆「マルチワンセグメントサービスの実証」概要について
従来の地上デジタル放送は1チャンネルを13のセグメントに分割して、12セグメントを使った地上デジタル放送と1セグメントの「ワンセグ」放送と同じ番組を提供していましたが、「マルチワンセグメントサービス」では1チャンネル=13セグメントにそれぞれ異なる映像サービスを提供することにより、モバイル端末向け放送を低コストで多チャンネル化することが可能となります。
この「マルチワンセグメントサービス」を利用して、サミット参加G8各国の代表的な放送チャンネルや地元北海道の放送局の放送をそのままリアルタイムでIMC(メディアセンター)までIP伝送し、モバイル端末向けに再送信します。また、データ放送や携帯電話のフルブラウザー機能を用いて、各国のニュースチャンネルを視聴(放送を受信)している状態から、その放送局のWebサイトにシームレスにリンクさせて、同一端末上でニュース関連情報を閲覧することができます。
●「マルチワンセグメントサービス」について(総務省発表資料)
基本計画書:
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北海道洞爺湖サミットでのデモンストレーション概要:
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◆「マルチワンセグメントサービスの実証」への参加内容
本実証実験では、北海道洞爺湖サミットに訪れる国内外の報道関係者などに対して、マルチワンセグメントサービスに対応した実験用携帯端末を貸与し、実験局から送信されるマルチワンセグメントサービスの放送番組の視聴や、データ放送から関連するWebサイトへのリンク接続を実体験していただくとともに、技術的検証等を行うことを目的としています。
インデックスは、マルチワンセグメントサービスによって提供される13セグメントで放送されるコンテンツのプロデュース協力を行います。これまで数多くのモバイルサイトの構築、運用および、データ放送制作を通して培ったノウハウを活かし、G8各国の放送チャンネルに関するデータ放送やWebサイトへの遷移など、放送と通信の連携に関わるデザイニングなどを行います。
●「ユビキタス特区」事業について
総務省発表資料: (リンク »)
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