大人気ハリウッドスターに注目するサイバー犯罪業界

スパム登場率No.1はアンジェリーナ・ジョリー

G Data Software株式会社

2008-09-22 16:00

G DATAの調査によれば、最近のスパムメールにおいては、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーを話題にしたものが最も多く、全体の20%を占めていました。
ウイルス高検出率で定評のあるセキュリティソフトベンダー、G DATA Software株式会社(代表取締役社長:Jag 山本、本社:東京都千代田区)の調査によれば、最近のスパムメールにおいては、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーを話題にしたものが最も多く、全体の20%を占めていました。

ハリウッドスターたちは、テレビや雑誌のみならずスパム業界でも大人気です。彼らのニュースや動画、画像を提供するというメールのリンクをうっかりクリックすると、悪性コードが仕掛けられたサイトに導かれ、バックドアやスパイウェアに感染してしまいますので、ご注意ください。

「ストームボットの悪用者たちは、芸能界における話題を組み込んだスパムメールを使うことで犯罪の成功率を高めようと必死になっています。この手のオンライン犯罪は、全く減少することなくむしろ増加傾向にあります。当初スパム送信者は、米国『FHM』誌が選ぶ「2008年度版世界一セクシーな女性」のリストを使用しているのではないかと仮説を立てていましたが、これは正しくありませんでした。選ばれる決め手は、その人物のメディアでの露出度でした。芸能誌や情報誌などで脚光を浴びる頻度が高ければ高いほど、その人物がスパムネタとして使われる傾向が高くなっています。今回の調査結果ではアンジェリーナ・ジョリーが全スパムメールの20%に使われていました。」(ラルフ・ベンツミュラー、ジーデータ・セキュリティラボ所長)

スパムメールに使用された有名人男女別ベスト5

女性 氏名        比率
1 アンジェリーナ・ジョリー 18.0%
2 ブリトニー・スピアーズ  9.8%
3 パリス・ヒルトン     8.8%
4 マドンナ       2.0%
5 パメラ・アンダーソン   1.9%

男性 氏名        比率
1 オサマ・ビンラディン   3.4%
2 ブラッド・ピット  1.8%
3 ジョン・マケイン  1.4%
4 ジョージ・W・ブッシュ   1.2%
5 バラック・オバマ     1.1%

(調査方法: スパム収集専用のアカウントを作成し、2008年7月28日~9月14日の7週間に受信したスパムメールを収集分析。メールの件名と本文に出現する人物名を抽出し、頻出する約300名の出現数を積算し出現率を導き出した。)

スパムを送信する犯罪者の手口は、以前から大きくは変わっていません。有名人や話題の人物のお宝ビデオや画像、ゴシップ記事を提供するかのように見せかけて百万単位でメールをばらまきます。ユーザーが罠と気付かずにリンクを開こうとすると、ただちにマルウェアをダウンロードさせようとするものや、ビデオ再生のために特殊なコーデックが必要と偽ってマルウェアをインストールさせるものなどがあり、このような手法で感染してしまったPCは、ボットネットに組み込まれたり個人情報を盗まれたりするおそれがあります。

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*ジーデータソフトウェアについて
G DATA Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。EUを中心に、コンシュマーならびに法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立、主要製品は「アンチウイルス」「インターネットセキュリティ」「トータルケア」です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。また、未知ウイルスへの防御、オンラインゲーム利用における安全対策、迷惑メールへの外国語フィルターなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。

*本ニュースリリースについて
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E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com 
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