光ファイバー通信分野の市場と技術を専門とする調査会社ElectroniCast Consultantsは、この度、通信用途に対応する光ファイバーサーキュレーターの世界市場における消費と技術開発のトレンドを分析し、その将来像を予測した最新の調査報告書「FIBER OPTIC CIRCULATORS GLOBAL MARKET FORECAST (2007-2012)」を発表しました。それによると、2007年の世界市場における光ファイバーサーキュレーターの消費額は、1億7,000万米ドル近くに達したといいます。また同書には、2007年から2012年までの予測も掲載されており、2012年の消費額が2億8,000万米ドルに増加し、この間用途別のシェアで通信分野がトップの座を維持するといった見通しが示されています。
同社の代表で、アジア太平洋地域の業務を統括するStephen Montgomery氏は、「2007年に製品タイプ別の市場シェアでトップとなったのは、3ポート構成タイプの光ファイバーサーキュレーターでした。この製品は、世界市場で87.6%のシェアを確保しており、消費額は1億4,839万米ドルでした。2012年になると、このタイプのシェアは若干下がって85.4%になりますが、消費額は2億2,270万米ドルに増える見通しです。この間、帯域幅の拡大を求める声が新たなネットワーク接続技術の開発を促し、大都市地域のネットワークやアクセスネットワーク、長距離通信、WDMやOADMなどのシステムをベースにしたネットワークの導入が進むことで、光ファイバーサーキュレーターに対するニーズもさらに拡大するはずです。」と語っています。
【 英文市場調査報告書 】FIBER OPTIC CIRCULATORS GLOBAL MARKET FORECAST (2007-2012)世界の光ファイバーサーキュレーター市場予測:2007~2012年 (リンク »)
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