クウジットは、無線LANの電波情報を利用して位置を推定する「PlaceEngine」技術を核に位置情報に関連するサービスを事業展開しています。「PlaceEngine」は、(1)無線LANの電波が周囲に存在すれば屋内でも位置測位可能であること、(2)測位時間が短いこと、(3)電波情報に文字列をタグ付けすることによりビルのフロア情報などの空間を識別できること、などの特徴を持ち、従来の位置測位技術を補完、ハイブリッド利用できる技術です。「PlaceEngine」の持つこれらの特徴により、屋内における人のきめ細かい動きを記録し、行動調査やモニタリング、行動履歴を解析、活用するなどのサービス可能性が広がってきました。また、クウジットでは、位置情報をより身近なものとして、新しいライフスタイルやユーザーエクスペリエンス(User Experience, UX, ユーザー体験)を創造するため、位置情報の活用に関するさまざまな先端的な試みを実践しています。その中の1つ、「ロケーション・アンプ」サービスは、「場所や空間をIT技術により増幅(アンプ)する」というコンセプトの下、ユーザーの現在位置や行動履歴に連動し、その「場」特有のインターフェイスで情報やりとりを行うサービスです。今回、クウジットのこれらの活動が評価され、「ハイ・サービス日本 300選」を受賞しました。
(ハイ・サービスのポイント: (リンク ») )
受賞式に出席したクウジット代表取締役社長 末吉隆彦は以下のように述べています。
「今回、第5期「ハイ・サービス日本300選」に選出され、評価いただけたことを大変嬉しく思います。クウジットは、「空」(バーチャル)と「実」(リアル)をつなぐ技術で社会に貢献するという思いを込めて立ち上げた会社です。現在、無線LANの電波で位置が分かる「PlaceEngine」技術を核に、様々な事業領域の方々と連携し新市場の創造にチャレンジしています。今後とも場所や空間、地域情報に密着したユニークなサービス事例を1つ1つ積み上げ、位置情報や行動履歴の活用に関する付加価値提供に貢献していきたいと思います。その結果として、「ハイ・サービス日本300選」の創設趣旨に恥じない会社であり続けたいと願っています。」
以上
用語解説
参考情報
「ハイ・サービス日本300選」について
(リンク »)
生産性向上に役立つ先進的な取り組みを表彰・公表することにより、企業の一層の取り組みを喚起するとともに、先進事例をベストプラクティスとして広く普及・共有することで、サービス産業全体の生産性向上を図ることを目的にサービス産業生産性協議会が授与。年に3~4回、各回30組織前後を選定・公表し、3年間で300選を目標としている。今回はその第5回目。
「PlaceEngine」について
(リンク »)
「PlaceEngine」とは、無線LANの電波情報を使って手軽に現在位置を推定し取得できる技術です。屋内や地下街のようにGPSが受信できない場所における利用や施設内でも、フロア単位での位置推定が可能になります。詳細情報は、「PlaceEngine」公式サイトをご覧ください。
※「PlaceEngine」は、クウジット株式会社の登録商標です。
※「PlaceEngine」は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジット株式会社がライセンスを行っている技術です。
※「ロケーション・アンプ」は、クウジット株式会社の商標です。
※その他の社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。