ユニバーサル・トークンを利用すると、SimucadとSilvacoが提供するすべてのEDA、TCADツールを、ライセンスを再発行することなく、すぐに切り替えて使用できます。ツールを使用する際は、ツールごとに決まった数のトークンが、ライセンス・サーバ上のユニバーサル・トークン・プールから差し引かれます。トークンは利用しても消費されることはありません。ツールを終了すると、トークンは自動的にプールに戻され、直ちに別のツールで利用できます。従来のライセンス方式とは異なり、使用できるツールの種類に制限はありません。プールに十分な数のトークンがあれば、どのツールでも使用することができます。
トークンは、同一企業内であれば国内外問わず、すべての拠点間で共有できます。また、過去に購入されたライセンスなど、その他のライセンス・オプションと組み合わせることができるので、先例を見ない高い投資収益率(ROI)を実現可能です。短期間利用の目的では、日単位のデイリー・トークンをオンラインまたは担当営業より購入できます。長期契約でのトークンに対しては、ディスカウントでの購入が可能です。
大規模企業は、ユニバーサル・トークンを利用することにより、設計者の再編成のために大掛かりな設備投資を行うことなく、Cadenceツールを用いた従来型の高価格デザイン・フローから、費用対効果に優れたデザイン・フローに移行できます。中小規模の企業は、ユニバーサル・トークンを利用することにより、テープアウト実績を持つPDKベースの統合化された設計ツール群を手頃な価格で使用できるようになります。
SimucadのCEOである Dr. アイヴァン・ぺシックは、次のように述べています。「ユニバーサル・トークンは、顧客からの長年の要望であったフレキシビリティを実現するための鍵です。もはや、コストの制約によって重要なツールの使用を先送りしたり、不要になったライセンスを持ち続ける必要はありません。これはEDA業界の流れを大きく変えるに違いありません。」
GSI Technology, Inc.のVice PresidentであるRobert Yau氏は次のように語っています。「我々はユニバーサル・トークンを利用して、非常に費用対効果の高いソリューションを構築することができました。ユニバーサル・トークンは本当にフレキシブルで、SilvacoやSimucadの設計ツールをどれでもいつでも実行することができます。同等のツール群を他のベンダから購入したならば、はるかに高額な費用がかかったことでしょう。」
概要: Simucad Design Automation
Simucad Design Automation ( (リンク ») )は、アナログ/ミックスド・シグナル/RF集積回路の開発に使用されるシミュレーション・ツールおよびCADソフトウェアのリーディング・プロバイダです。Silvaco Internationalから2004年にスピンオフしたSimucadでは、回路シミュレーション、カスタムICレイアウト/検証、寄生素子抽出、デジタル・シミュレーション、およびIPキャラクタライゼーション分野の製品を提供しています。Simucadは、他社製設計プラットフォームとのインタフェースを備えた、PDKベースの包括的設計フローを提供しています。Silvacoの20年に渡る事業経験から受け継いだグローバルなプレゼンスを有するSimucadは、IPOへの準備を行っています。
概要: 株式会社シルバコ・ジャパン
株式会社シルバコ・ジャパン( (リンク ») )は、Silvaco International (本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ)の出資会社です。1989年に設立、1995年に日本法人として登記しました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCAD およびEDAソフトウェア業界におけるリーディング・カンパニーを目指しています。TCAD製品はSilvaco Data Systems ( (リンク ») )、EDA製品はSimucad Design Automation ( (リンク ») )が開発しています(両社ともにSilvaco Internationalの出資会社、本社: 米国カリフォルニア州サンタクララ)。シルバコ・ジャパンは、さらなる飛躍を求め、技術サポート体制と営業の強化、研究開発環境の構築と拡充に全力をあげています。シルバコ・ジャパンは、横浜に本社を置き、2007年9月より京都オフィスを構えています。
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社名: 株式会社シルバコ・ジャパン
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