準優勝として賞金5,000ドルを勝ち取ったH2Options社は、水道の配管漏れを検知し、保守担当者に漏水と該当箇所を知らせる水道管監視システムを開発しました。ビルのオーナーが水道料金の抑制と節水を行うのを支援します。チームHilotecはまた、人間の行動を予測し、温度、光、運動センサをモニターするインテリジェントなホームオートメーションシステムを開発し、3位に入賞し賞金2,500ドルを獲得しました。このシステムは、モニターした情報を利用して自動での部屋の換気といった省エネルギー動作を行います。
「私たちは、年間を通じて受け付けた際立った提出物それぞれに感銘を受けました。とりわけ、チームHilotecはiDigiキットの利用性を高め、実社会のアプリケーションに対する大きな可能性を秘めた強力な環境面での影響を示したソリューションを開発しました。私たちは、チームHilotecおよびH2Options社のアイデアと創造力、グリーンデザインへの情熱を心より認めたいと思います」と、Digi InternationalのCTO兼R&D担当上級副社長のジョエル・ヤングは話しています。
iDigi開発キットは、ワイヤレスM2M(マシン・ツー・マシン)アプリケーションを容易に開発するために必要なハードウェア、ホスト型ソフトウェア、サービスを備えています。グリーンデザインコンテストは、ESC Silicon Valley 2009で幕開けし、2009年4月1日から2010年3月31日まで実施されました。参加者には、3種類のiDigi開発キットのうちいずれか1つを使用することが求められましたが、Digi製品を設計専用に使用する必要はありません。コンテストのカテゴリーは、消費電力、使用水量、天然ガスおよび燃料消費の抑制、大気汚染の低減や監視となっています。
コンテストの詳細は、 (リンク ») を、iDigiの詳細は (リンク ») をご参照ください。
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