【レポート販売】「韓国スマートグリッドの動向」

~世界のスマートグリッド市場先行獲得を目指す官民一体となった韓国の戦略~

株式会社クロス・マーケティング

2010-05-20 12:00

マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 )は、日本・韓国・中国を中心とした携帯通信市場、及び、デジタルコンバージェンス市場専門の調査、コンサルティングを行う株式会社ROA Groupが提供する調査レポート「韓国スマートグリッドの動向」を販売開始しました。
報道関係者各位

平成22年5月20日
株式会社クロス・マーケティング
(東証マザーズ 3629)

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「韓国スマートグリッドの動向」を販売開始

~世界のスマートグリッド市場先行獲得を目指す官民一体となった韓国の戦略~
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■■ 要約 ■■

マーケティングリサーチを行う株式会社クロス・マーケティング(代表取締役社長 五十嵐 幹 )は、日本・韓国・中国を中心とした携帯通信市場、及び、デジタルコンバージェンス市場専門の調査、コンサルティングを行う株式会社ROA Groupが提供する調査レポート「韓国スマートグリッドの動向」を販売開始しました。

詳細ページ: (リンク »)


■■ 資料紹介 ■■

韓国政府は世界スマートグリッド市場の急成長を見据え、スマートグリッドを半導体やITに続く新たな成長産業として育成することを明らかにした。2010年1月には「スマートグリッド国家ロードマップ」が正式に公表され、韓国版スマートグリッド政策は韓国内のエネルギー政策の期待効果だけではなく、輸出産業育成を目的とした政策としても位置づけられるという点が特徴として挙げられる。
本レポートでは、韓国の「スマートグリッド国家ロードマップ」及び国家戦略を分析すると共に、韓国企業の動向およびビジネスモデルについて調査をしている。


■■ 資料概要 ■■

スマートグリッド(Smart Grid)は、電力網(Grid)に通信及びICT技術(Smart)を積極活用して、供給側と需要側がリアルタイムに情報を交換し、効率的にサービスを利用することができる賢い電力網と定義される。スマートグリッドは、バリューチェーンの変化としても説明することができる。供給側から需要側への一方的なバリューの流れから、需要側が供給者になることができる双方向のバリューの流れも出現する点がスマートグリッドの大きな特徴である。また、単純な電力供給以外に超節電家電、通信基盤の電力消費の可視化サービス、再生エネルギーを生産する住宅設備、電気自動車充電サービス、そしてエネルギーコンサルティングサービスまでスマートグリッドを通じて供給されるバリューは多様化する。つまり、スマートグリッドは電力、家電、建設、自動車、エネルギーなど多様な産業のビジネスプラットホームに活用されることができ、多様な事業者が新たなビジネスを創造することができる可能性を提供する。

韓国政府は世界スマートグリッド市場の急成長を見越して、スマートグリッドを半導体やITに続く新たな成長産業として育成することを明らかにした。2010年1月に「スマートグリッド国家ロードマップ」が正式に公表された中で、韓国版スマートグリッド政策の特徴は韓国内のエネルギー政策の期待効果だけではなく、輸出産業育成を目的とした政策としても位置づけられるという点が挙げられる。企業は、政府が支援するスマートグリッド実証事業と事業者連合会であるスマートグリッド協会を積極活用して、韓国国内スマートグリッドサービスの標準化を策定後、世界市場に向けて輸出へ乗り出そうとしている。

本レポートは、大きく分けて2つのパートで構成される。前半は、韓国の「スマートグリッド国家ロードマップ」及び国家戦略を分析する。韓国版スマートグリッドは、5つの分野に分けられ推進されている。具体的には電力網(Smart Power Grid)、電力サービス(Smart Electricity Service)、消費者(Smart Consumer)、新・再生エネルギー(Smart Renewable)、電気自動車及び充電インフラ(Smart Transportation)である。これら5つの推進分野は、世界市場のスマートグリッドビジネスを区分したものである。ロードマップは、この5分野でのビジネスモデルをまず韓国国内で成功させて、これを基盤として世界市場進出を目指すことを目的にしている。

後半は韓国企業の動向について分析する。韓国版スマートグリッドの方向性が打ちだされた時点で、企業の具体的な活動及び成果を言及することは時期尚早である。しかし、SK、KS、LG、サムスンなどの韓国有力グループ企業が、韓国政府によるスマートグリッド実証事業に参加しており、スマートグリッド事業開発競争や協力体制が生まれてきている。また韓国電力、LS産電、SKテレコム、KT、ヌリシステムなどにより、米国スマートグリッド消費者市場に進出するための動きも見え始めている。これら事業者のスマートグリッドビジネスモデルの定義と推進の方向性を分析する。

本レポートでは、韓国版スマートグリッドが最終的にはグローバル市場への輸出戦略であることを一貫して言及している。したがって、スマートグリッドの技術的イシューから離れ、韓国政府と韓国企業のビジネス戦略を考察することに焦点を合わせた。日本国内企業にとって、世界市場におけるスマートグリッド活性化は、新・再生及び電気自動車関連ビジネスを拡大させる絶好の機会である。さらに、韓国版スマートグリッド戦略を理解することは、ICTを基盤とした融合技術によって、グリーンエネルギー技術だけではなくエネルギーネットワーク技術まで、世界市場へ参入する戦略を構築する上で有益となるであろう。


■■ 資料目次 ■■

エグゼクティブサマリー

1 スマートグリッドの概念

2 韓国版スマートグリッドの背景
 2-1 スマートグリッド推進の政策的ポジショニング
 2-2 韓国のスマートグリッド関連産業構造及び国際競争力の現況
  2-2-1 電力産業
  2-2-2 電気機器産業
  2-2-3 電子産業
  2-2-4 スマートグリッド関連技術水準
 2-3 韓国版スマートグリッドをめぐる経緯

3 韓国版スマートグリッド推進政策
 3-1 韓国版スマートグリッドの5大推進分野選定
 3-2 段階別スマートグリッド構築シナリオ作成
 3-3 積極的なスマートグリッド標準化推進
 3-4 政策的支援の根拠を準備するスマートグリッド特別法
 3-5 済州島実証団地
 3-6 世界市場進出支援

4 韓国企業によるスマートグリッドの取り組み
 4-1 韓国版スマートグリッド市場勢力構図
  4-1-1 Smart Place-知能型消費者市場
  4-1-2 Smart Transport-電気自動車用充電、知能型運送市場
  4-1-3 Smart Renewable-新・再生エネルギー市場
 4-2 輸出戦略が展開されるスマートメーター、Smart Placeにおける韓国5大事業者の動向
  4-2-1 韓国電力
   4-2-1-1 事業概要とスマートグリッドのポジショニング
   4-2-1-2 サービス開発動向
  4-2-2 SKテレコム
   4-2-2-1 事業概要とスマートグリッドのポジショニング
   4-2-2-2 サービス開発動向
  4-2-3 KT
   4-2-3-1 事業概要とスマートグリッドのポジショニング
   4-2-3-2 サービス開発動向
  4-2-4 LS産電
   4-2-4-1 事業概要とスマートグリッドのポジショニング
   4-2-4-2 サービス開発動向
  4-2-5 ヌリテレコム
   4-2-5-1 事業概要とスマートグリッドのポジショニング
   4-2-5-2 サービス開発動向

5 韓国版スマートグリッドの期待と課題

6 インプリケーション


■■ 図目次■■

[図1-1]スマートグリッドの概念
[図2-1]主要国のスマートグリッドポジショニング比較
[図2-2]韓国電力産業の構造
[図2-3]韓国企業の家電、携帯電話、薄型テレビ産業での世界市場シェア(2008年)
[図3-1]韓国版スマートグリッド5大推進分野及び相互関係
[図3-2]韓国版スマートグリッドロードマップ構成概要(2010~2030年)
[図3-3]韓国スマートグリッド標準化推進関連組織体制
[図3-4]済州地域のエネルギー関連施設及びスマートグリッド実証団地の配置
[図4-1]済州スマートグリッド実証団地コンソーシアムへの企業参加状況
[図4-2]韓国版Smart Placeアーキテクチャ概要
[図4-3]韓国電力の配電知能化システム構成及びその他システムとのインターフェース概要
[図4-4]韓国電力スマートサービスの段階的開発
[図4-5]韓国電力の電力サービスコンサルティングサービス(PCCS: Power Consumption Consulting System)ウェブ画面
[図4-6]SKテレコムの済州実証団地インフラ展開ロードマップ
[図4-7]SKテレコムのスマートグリッドビジネスモデル区分及び開発方向性
[図4-8]KTのスマートグリッドにおけるICTの役割定義
[図4-9]KTのSmart Placeビジネスモデル区分(全体像)
[図4-10]KTのSmart Placeビジネスモデル区分(個別)
[図4-11]LS産電のスマートグリッド関連ソリューション
[図4-12]LS産電のSmart Place構築ソリューション
[図4-13]ヌリテレコムの遠隔検針ソリューション「AiMiR」の構成イメージ
[図5-1]韓国版スマートグリッド政策の期待効果(2012~2030年)


■■ 表目次■■

[表2-1]韓国の送配電損失率及び停電時間の国際比較
[表3-1]韓国版スマートグリッドの中心となる技術ディレクトリ
[表3-2]韓国版スマートグリッド―知能型電力網構築の段階別推進目標
[表3-3]韓国版スマートグリッド―知能型消費者構築の段階別推進目標
[表3-4]韓国版スマートグリッド―知能型運送構築の段階別推進目標
[表3-5]韓国版スマートグリッド―知能型新・再生構築の段階別推進目標
[表3-6]韓国版スマートグリッド―知能型サービス構築の段階別推進目標
[表3-7]スマートグリッド分野別の標準化動向
[表3-8]済州スマートグリッド実証団地の事業概要
[表4-1]韓国電力公社の企業構成概要
[表4-2]韓国電力のスマートグリッド要素技術区分と現在の技術開発状況
[表4-3]韓国電力のスマートメーター普及プラン(2020年まで)
[表4-4]SKグループ構成概要
[表4-5]LSグループ構成概要
[表4-6]LS産電のスマートグリッド推進のためのスモールM&A


■■ 概要 ■■

資 料 名:韓国スマートグリッドの動向
発 刊 日:2010年 05月
発   行:株式会社ROA Group
調査・制作:株式会社ROA Group
販   売:株式会社クロス・マーケティング
判   型:ワードA4 カラーコピー印刷 69ページ
価   格:
    ■印刷版
     99,750円(税抜95,000円+消費税4,750円)別途送料500円
    ■CD-ROM版(PDF+エクセル)
     99,750円(税抜95,000円+消費税4,750円)別途送料500円
    ■印刷版+PDF版(PDF+エクセル)
     102,900円(税抜98,000円+消費税4,900円)別途送料500円
     *PDF版の印刷およびテキストのコピーは不可です。

※本商品はご購入手続き完了後、株式会社ROA Groupより直接送付いたします。商品発送のために送り先を株式会社ROA Groupに連絡いたしますことをご了承ください。

詳細ページ: (リンク »)

【お申し込み方法】
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■■ 株式会社クロス・マーケティングについて ■■

株式会社クロス・マーケティングは、国内130万人超の大規模モニターを軸に、生活者の「生」の声を、主にインターネットを活用して収集するマーケティングリサーチ会社です。生活者の嗜好の多様化や、商品サイクルの短期化に対応するため、ネットリサーチの優位性である「スピード」「コスト」に加え、「品質」を最大限に重視したリサーチサービスを展開しています。調査企画から設計、実査、集計・分析レポートまで、マーケティングリサーチに関するあらゆるサービスをトータルにサポートいたします。


■■ 株式会社クロス・マーケティング 会社概要 ■■

名称:株式会社クロス・マーケティング
本社所在地:東京都中央区銀座8丁目15番2号 銀座COMビル6F
代表者:代表取締役社長 五十嵐 幹
設立:2003年4月
URL: (リンク »)


■■ 本件に関するお問い合わせ先 ■■

株式会社クロス・マーケティング
担当部署:ライブラリビジネスグループ
       NS-Shop 販売窓口担当
Tel:03-3549-1319
Fax:03-3549-0221
Mail:ns-info@cross-m.co.jp
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