ワンソース・マルチデバイス

FatWire株式会社

2010-06-07 09:00

ワンソース・マルチデバイス


※iPhone、Androidなどのスマートフォンへのコンテンツ配信を実施したペルソナ「田辺飛鳥」さん。
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部門ごとにバラバラなデータベースのせいで、全社員が共通のデータを見られない。商品を更新するたびにタイムリーに紹介したいのに、更新が追いつかず、年間カタログでまとめて紹介せざるを得ない。また、iPhone、Android、iPadなどのスマートフォン、デジタルサイネージなどの出現で、コンテンツの配信デバイスが多様化し、すべての対応が後手後手に。


こうした悩みを抱えていた「田辺飛鳥」さんは、大手インテリアメーカーで、マーケティング部門を統括する立場にあります。内部からも非効率的なデータベースには、現場からも「散在する情報を取り出すのが大変」「データの登録作業が面倒」と不満が上がっており、システムの改善は急務でした。 そこで田辺さんが検討したのが、散在するデータベースを社内で一元管理できる「CMS」です。導入後の現在は、コンテンツが商品・サービス毎に整理でき、スマートフォンなどに柔軟に配信することが可能になり、チャネル間の連携が加速し、常に最新のサービスをお客様に提供できるようになりました。


■CMSに期待したこと


田辺さんは、各部門の共通の社内データベースとしてCMSを活用して、作業の効率化と配信デバイスに依存しない柔軟なマーケティング展開を実現したいと考えました。また、協力会社に対してもロールを設定し、自社からのインターネットサービスでCMSにアクセスできるようにし、各社でバラバラになっている基準(Web使用する画像サイズや画像形式など)や仕事の流れが標準化できるのでは、との期待も。ただ、「本当に現場の人間が活用しきれるのか」は不安で、 CMS導入までや構築後のプロセスが分かるといいのに、と感じました。


■CMSを選んだ決め手


CMSを選ぶにあたって田辺さんが参考にしたのは、「マルチデバイスに柔軟に対応したい」という現在のニーズに即応でき、「簡単にコンテンツを更新できるようにしたい」という現場の声でした。そのため、商品カテゴリなどの項目が簡単に追加できるか、デバイス毎のテンプレートを用意するだけでが使えるかなどを知りたいと思いました。付き合いのあるSIerに相談したのですが、納入実績がなく詳しい製品の違いを把握していなかったので、自らCMS企業と積極的に接点を持ち、ヒアリングを重ねました。その中で唯一FatWireだけがいろいろなカスタマイズや将来的なニーズに対応する拡張性を持っていることを認識し、最終的に導入を決めたのです。



■導入後の感想


FatWireのCMS導入により、色んな部門に散在していたデータベースを一本化し、提供したいコンテンツをタイムリーに出すことが可能に。そのおかげでWebサイトやガラケーはもちろん、スマートフォンなどのチャネル間の連携ができ、「お客様に対して常に最新のサービスをタイムリーに提供する」という目的を達成し、現在のニーズに柔軟に対応できるマーケティングの仕組みを構築することができました。


CMS導入に伴うワークフローの改善に伴い、各商品担当がオペレーションに完全に慣れるまでには少し時間が要りそうですが、従来の仕事の枠組みを越えた、より高いレベルの仕組みに慣れていくことは将来的な会社の発展のために重要だと思っています。



■現在の取り組み


CMSが現場に浸透することでコンテンツの二次利用、三次利用も進み、会社の資産になるのではないかと田辺さんは感じています。今後は、CMSを自社のマーケティング活用に大いに活かしていきたいと考えています。クロスセル、アップセルはもちろんのこと、UGCなどのソーシャルコンピューティングの機能をマルチデバイスで用意し、Webを顧客エクスペリエンスを高める道具として活用したいと、田辺さんは中長期展開でのCMS活用を見据えています。



※Web部門や他部門で散在しているデータベースを共有して、ワンソース・マルチデバイス配信を図りたい・・・
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