箕面市は、全25校園中、対象となる小学校6校、中学校3校、幼稚園3園の耐震化工事を行い、府内33市で初めて、
全市立小・中学校・幼稚園の耐震化率100%を平成23年3月末に達成しました。
(主な耐震化工事の概要)
・耐震補強に使われる「ブレース」と呼ばれる鋼材を設置
・柱に鉄板を巻き、耐力を持った壁を新たに追加 等
※府内で小・中学校の耐震化率100%を達成した市は、本市の他に、高石市と松原市がありますが、市立幼稚園を含めて耐震化率100%を達成した市は、本市が初めてです。
2 トイレの美装化
児童・生徒が快適にトイレを使ってもらうために、全小・中学校のトイレを美装化することで、清潔で明るいトイレに生まれ変わりました。
(主な美装化工事の概要)
・床をウェット式からドライ式に、照明を蛍光灯からLEDにそれぞれ変更
・手洗いや小便器に自動水洗を採用し、節水を実現(「音姫」も設置)
・和式便器の一部を、洋式便器に取り替え 等
3 環境等に配慮した改修
耐震化とトイレの美装化に加えて、太陽光発電やエレベーターの設置等も行うことで、環境に配慮した省エネルギー化やバリアフリー化にも対応しました。
(主な整備概要)
・節電と環境学習を目的として、全市立小・中学校に太陽光発電を設置
・外壁、床、屋根の断熱化と省電力型の照明器具を設置し、省エネルギー化
(校舎:小学校7校、中学校3校、体育館:小学校5校、中学校3校)
・バリアフリーに対応したエレベーターの設置(小学校3校、中学校1校)
なお、エレベーターについては、今回全20校中17校が設置完了しました。残る3校(小学校2校、中学校1校)も、引き続きエレベーターの設置をめざします。
4 国の交付金を最大限活用
国の交付金を活用することで、総額約51億円のうち、市の負担を2割程度(約12億円)に抑えるとともに、
平成21年から7年間かけて完了する予定だった耐震化を前倒し、2年間で一気に完了しました。
費用の内訳(総額約50億8,300万円):国の負担 約38億4,300万円、市の負担 約12億4,000万円(市の負担を2割程度に削減!)
5 生徒から感謝状
耐震化とトイレの美装化等の達成は、児童・生徒からも大変喜ばれました。
箕面市立第二中学校の生徒・教職員からは、改修工事を実施した学校等大規模改修事業担当あてに、耐震化とトイレの美装化等に対する感謝状をいただきました。
問い合わせ先
箕面市教育委員会 教育推進部 学校管理課 電話 072-724-6760(直通)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。