myfood.jp、日本の食と未来像について 食の専門家の見解を紹介

アメリカ大使館農産物貿易事務所 2012年04月23日

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アメリカ大使館農産物貿易事務所が運営する、アメリカの農産物・食材と食文化の情報サイト「myfood.jp」では、毎月テーマを選んでアメリカ文化や食材を紹介しています。

米国農務省は昨年1年間、アメリカ穀物協会の協力を得てFOOD2040※に関する調査研究を実施しました。約30年後、日本を含む東アジアの食と農や消費者の生活、食料環境は、まだそのときも維持されているのでしょうか。この疑問を食に関する各界の著名人に質問したところ、とても興味ある意見をいただけたので、ご紹介します。

※FOOD2040:東アジアにおける2040年に向けた食品、農業、消費生活の未来像

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わたしたちの食~過去・現在。そして未来
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現在わたしたちが楽しんでいる豊かな食生活を今後も維持できるだろうか、という根本的な心配に対して、倉敷芸術科学大学の唐木英明学長は「私はこの状況があと30年ずっと続くだろうと思っています」と見通しました。

「たぶん日本の歴史で現在が一番、豊かで安全な食事を楽しんでいる時代だと思います。そのうえで今後は何より『安心』が大事になるでしょう。食品添加物や残留農薬、遺伝子組み換え食品などをおそれる日本の消費者から、事業者や行政が信頼を得ること。そして消費者も科学に対する認識を持って学ぶなら、30年後の日本はもっと豊かで安全な食品を楽しむことができるだろうと思っています」

食品の安全性はこの半世紀で飛躍的に向上しています。今後はその安全性を信頼できる形で伝え、そしてしっかり理解すること。それは確かに重要な課題ですね。


現在の日本の食料自給率は約40%です。食と農の未来を見通すとき、この数字を無視することはできません。本間正義東京大学農学部教授はこれについてまず「60%を輸入に頼っているからこそ我々の食生活は豊かになった」と指摘しました。

「我々は完全自給よりも、もっともっと美味しいものをたくさん食べるという機会に恵まれていると思います。問題は現在の食生活をどれだけ維持できるかです。そのためにはいま経済界で一般に行われているグローバル化を食料でも実施し、日本の美味しい食を世界へ、また世界の美味しい食を日本へという相互交流こそが今後30年を考えていくときに重要だと思います。地球全体としての食生活の豊かさを享受するには、地球全体の資源の有効活用が必要なんです」


食のグローバル化については、日本の農家に大きな打撃を与えるのではという懸念の声も聞かれます。30年後、日本の『農』はどうなっているのでしょうか。全国米穀販売事業共済協同組合の木村良理事長は、米に携わる立場から「米作りをもっともっと進歩させなくては」と分析しました。

「日本人は味にうるさいです。逆にそれを世界へ広めましょう。米作りを進歩させ、日本のわずかなこの土地をより豊かにしていく。これを今から始めれば、5年後10年後には花が咲きます。そのときにはアジアの国々も世界も進歩して、美味しさへのニーズはとても高まってくるだろうと思います。そうすれば今後10年20年30年のうちに日本は米を輸出する国になっているでしょう。長寿国日本の食べ物は世界から注目されています。その中で米の果たす役割は大きくなるだろうと、大変楽しみしているところです」

いずれの見通しにおいても、30年後の食料事情は基本的に安心できそうですね。もちろん資源のさらなる有効活用やさらなる品質向上、そしてより安心な食生活へという努力は欠かせません。


●豊かな食生活と健康について:食の専門家たちの意見
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