最先端の商用グレードのPasS(Platform as a Service)ソリューションで世界のビジネスをリードする Engine Yard, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジョン ディロン)は、日本法人となる株式会社 Engine Yard(所在地:東京都中央区)を2012年 3月14日付で設立し、本日、日本市場における同社のPaaSソリューションの展開を狙い、本格的に事業を開始することを発表いたします。株式会社 Engine Yardの代表取締役社長には、20年以上にわたり日本に在住し、IT企業設立の経験と実績を持つティモシー ロメロが就任いたしました。
Engine Yardは、アプリケーション開発者の皆様に開発に専念していただける、信頼性と安定性と拡張性に富んだプラットフォームを提供することをミッションに掲げ、2006年に米国サンフランシスコを拠点にビジネスを開始しました。Engine Yard は、アプリケーションのデプロイ、管理およびスケーリングの制御を実現する商用グレードのPaaSとして世界各国のお客様からの評価が非常に高く、急成長を遂げているウェブ新興企業からFortune 500に名を連ねる大企業まで、世界58カ国の数千社を超えるお客様にご利用いただいています。2011年度には、過去最高の総収益2,800万USドルであることを公表いたしました。
Engine Yardは2006年設立当時からオープンソースにこだわりを持ち、2011年8月のOrchestra買収によってPHPのサポートを開始し、さらに今月2012年9月にはNode.jsのサポートを正式に開始いたします。今後もアプリケーション開発言語を、新たにサポート対象として追加を予定しています。
今回の日本法人設立は、クラウドコンピューティングのリスクに対して非常に敏感な日本市場に対し、信頼性と安定性と拡張性に富んだPaaSソリューションをもって、お客様のプラットフォームに対するIT投資削減のニーズに応えるものです。株式会社 Engine Yardは、PaaSを用いたビジネス開発、マーケティング、そして日本語でのサポートを提供いたします。そして、ウェブ ページを通した直接販売のみならず、日本国内のSI企業やIaaSベンダーとのパートナーシップによる間接販売も行い、日本市場におけるEngine YardのPaaSの利用拡大を目標に掲げ、2013年末までに各種業界の新規顧客200社獲得を目指します。
株式会社 Engine YardのSI企業とのパートナーシップとしては、Engine YardのPaaSを基盤とするアプリケーション開発のSI企業だけでなく、Engine Yardのプラットフォームの基本価値を向上するアプリケーションの管理・監視ソリューションなどのアドオン開発のSI企業とも強化を図ります。
また、日本市場においてはEngine Yardの主力製品であるEngine Yard CloudとEngine Yard Managedの二つの製品にフォーカスをあてて展開します。Engine Yard Cloudは、開発済のアプリケーションをデプロイするための、ウェブ ページを通したセルフサービス形式のプラットフォーム製品です。新興企業から中小企業、そして大企業に至るまで、多様なスケーラビリティのニーズに合わせて低コスト(1つのスモール インスタンスで構成した場合、1時間当たり9円、月額おおよそ6,480円)で提供します。Engine Yard Managedは、大規模なスケーリングが可能なプラットフォーム製品で、特殊なハードウェア要件にも柔軟に対応できます。アプリケーション開発やシステム運用の専門家のサポートを提供するハイクラスのクラウド サービスであり、お客様のスケーラビリティのニーズに合わせた価格で提供します。
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