◎GENIVI準拠プラットフォームの採用拡大が継続  加盟18社が提供

GENIVIアライアンス

From: 共同通信PRワイヤー

2012-12-12 16:00

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
◎GENIVI準拠プラットフォームの採用拡大が継続  加盟18社が提供

AsiaNet 51632
共同JBN 1592 (2012.12.12)

【サンラモン(米カリフォルニア州)2012年12月12日PRN=共同JBN】オープンソースの車載インフォテインメント(IVI、In-vehicle Infotainment)のレファレンス・プラットフォーム開発と導入を推進する自動車および家電業界団体であるGENIVIアライアンスは12日、GENIVI加盟企業18社が現在、GENIVI準拠として認証登録されているグローバルな自動車メーカー・ソフトウエア・プラットフォームを提供していると発表した。

GENIVI準拠のソフトウエア・プラットフォームは、必要とされるオペレーティング・システム、システム・インフラストラクチャー、ミドルウエア・エレメントを自動車メーカーに提供し、これによって自動車メーカーの次世代IVIシステムのソフトウエア・コンポーネントを構成する差別化されたアプリケーションとその他の機能を構築することができる。

PSAプジョー・シトロエン(PSA Peugeot Citroen)のConnectivity, Telematics, Infotainment Modules部門のゼネラルマネジャーであるフィリッペ・ジケル氏は「PSAプジョー・シトロエンにとってGENIVIは多数の部品サプライヤーが品質上の競争を行えるようにするうえで極めて有益であり、GENIVIはあらゆる業界要件に関してGENIVIアライアンスが規定した一貫性があるIVIソフトウエア・プラットフォームを提供している。これによってPSAはインフォテインメント市場で競争しなければならない差別化にだけに専念できる」と語った。

2011年8月に開始したGENIVIの準拠プログラムは、加盟企業が非差別化エレメントを共有するソフトウエア・インフラストラクチャーを共同で開発し、共同して保有するメリットを得たいとする自動車メーカーの要望を満たすよう、詳細な技術要件一式を規定し、長期間にわたる再利用を促進することで、加盟企業が顧客向けの独自のブランド価値に集中することを可能にするように設計されている。

GENIVIが上海で最近開催された加盟企業の総会で発表した最新の準拠仕様は、準拠プラットフォームがLinuxオペレーティング・システムの最新バージョンを使用することを義務付けている。同仕様はまた、最新のBluetooth(商標)能力のほかに、車両の多様なソースからの情報を照合し、同一ディスプレーを共有するアプリケーション間で迅速な表示切り替えができるノード・マネジャーを付加している。

この仕様3.0はまた、インターネット接続を管理する最新のオープンソース・コンポーネントの使用を義務付けており、オンデマンドによるネットワーク接続、WiFiネットワークの選択と認証、アプリケーションおよびサービスの相互データ通信の提供を実現する。

GENIVI準拠プラットフォームは、大手自動車部品サプライヤー、シリコン・メーカー、ソフトウエア/サービス・プロバイダーなど全業界をカバーする加盟企業によって提供されている。これら技術の焦点領域に関する専門家グループはGENIVIの全加盟企業総会の決定に従って、自動車メーカーが次世代IVIヘッドユニットを開発するために設計された加盟企業作成の準拠プラットフォームなどを加えて改訂、強化したオープンソースIVIミドルウエアの仕様を作成した。

このプロセスはうまくできている。GENIVIの仕様はプラットフォーム構築の際にソフトウエア・ベンダーが採用する。これを受けて、プラットフォームは他のGENIVI加盟企業が提供するハードウエアと組み合わせて、自動車メーカーは業界最新のインフォテインメント・システムを顧客に提供することが可能となる。

GENIVIアライアンスのエグゼクティブディレクターであるスティーブ・クラム氏は「GENIVI準拠としてすでに認証登録された多数のプラットフォームによって実証されたように、GENIVIの採用は早いペースで増加し続けている。業界専門家の幅広い分野からのサポートによって、GENIVIの採用は勢いを増すばかりである」と語った。

さらに、9月に発表されたGENIVI支援のオープンソース・プロジェクト、すなわちレイヤー・マネジャー(Layer Manager)、オーディオ・マネジャー(Audio Manager)、オートモーティブDLT(Diagnostic Log and Trace)は一般公開されており、自動車産業の内外のGENIVI加盟企業および非加盟企業からこれらのプロジェクトにすぐさま示された関心からも実証されるように、FOSS(Free and Open-Source Software)コミュニティーへの参加は順調である。

GENIVI準拠プログラムおよびオープンソース・プロジェクトに関する詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。

▽GENIVIアライアンス(GENIVI Alliance)について
GENIVI Allianceは、オープンソース開発の車載インフォテインメント(IVI、In-vehicle Infotainment)の導入を推進する非営利団体。GENIVIは、要件を整理統合し、リファレンス実装を進め、認証プログラムを提供し、活気あるオープンソースのIVIコミュニティーを育成することによってAllianceの目的を遂行している。GENIVIの取り組みにより、開発サイクルの短縮、製品の市場投入の迅速化、IVI機器やソフトウエアの開発における企業のコスト削減につながる。会員数は165社以上。GENIVIは米カリフォルニア州サンラモンに本部を構えている。ウェブサイトはwww.genivi.org。

報道関係問い合わせ先
GENIVI
Craig Miner
248.840.8368
Cminer1@att.net

ソース:GENIVI Alliance
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]