◎固体水素貯蔵のMcPhy Energyが水素発生装置のPIEL社買収

McPhy Energy

From: 共同通信PRワイヤー

2013-01-18 10:02

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◎固体水素貯蔵のMcPhy Energyが水素発生装置のPIEL社買収

AsiaNet 51848
共同JBN 0043 (2013.1.18)



【グルノーブル(フランス)2013年1月18日PRN=共同JBN】固体水素貯蔵法の有力デベロッパー兼メーカーであるフランスのMcPhy Energy社は18日、水の電気分解に基づく水素発生装置の先駆企業、イタリアのPIEL社を買収したと発表した。PIEL(イタリア・ピサ近郊のILT Technology Groupの一部門)の買収は、McPhy Energyにとって革新的テクノロジーの展開と利用における一里塚となり、同社は今日ではユニークなペアリングとなる固体水素の製造と貯蔵とを結びつけることができる。

 *PIELは水からの水素発生装置のノウハウをもたらし、電気グリッドあるいは再生可能なエネルギーへ直接結び付ける。PIELは現在、3000台を設置して世界の1000余りの顧客にサービスを提供している。
 *McPhy Energyは水素化マグネシウムに基づく固体水素を貯蔵する革新的テクノロジーを持ち込む。

  (Logo: (リンク ») )

これら2社のテクノロジー統合によって、ユーザーの需要とニーズに適合するモジュラーシステムとともに、使用場所と再生可能エネルギー貯蔵の双方あるいはその一方で、顧客に環境にやさしい水素発生装置を利用してもらう。

McPhy Energyのパスカル・モーブージュ最高経営責任者(CEO)は「PIELは高い信頼性のあるアルカリ発生装置で認められており、McPhyは今後、貯蔵と電解装置とを結びつける完ぺきなソリューションを提供できるようになる。このことは当社顧客にとって利用しやすさと自律性の意味で大きな前進となる。さらに、McPhyはPIELの顧客と世界的な営業ネットワークへのアクセスができるようになる」と語った。

McPhy ItaliaにPIELを統合することは、両社にとって極めて大きな成長の機会になる。PIELはMcPhyに発生装置と業界クライアントをもたらし、一方エネルギー市場におけるMcPhyの貯蔵技術と顧客へのアクセスが得られるからだ。PIELはまた、同社が開発中のプロジェクトを促進する追加の資金調達によっても恩恵を受ける。

モーブージュCEOはさらに続けて、「私は特に電気分解と水素について深い経験を持つロベルト・ラソイニ氏を迎えることを喜んでいる。同氏は10年余りPIELで指揮を執り、McPhy Italiaの指揮を今後も継承する」と語った。

販売担当執行委副社長、経営チームの一員でありMcPhy Energyの新しいイタリア子会社社長となるアダモ・スクレニ氏は「この2つのシステム統合によってわれわれは、顧客向け市場で極めて柔軟な製品を提供することができる。われわれはこれによって、工業用水素のユーザーに対して現場で水素を利用してもらう便宜を供与して、当面のソリューションよりはるかに魅力的な非常にクリーンで簡単かつ経済的な製品提供を生み出すことができる。エネルギー貯蔵市場に向けて、これは一体化されたソリューションであり、世界的な設置量を最適化する」と語った。

ドイツ子会社の開設(2012年7月)後数か月となる今回の買収は、McPhy Energyの事業拡大と水素市場における国際的リーダーとしての同社の立場を加速する裏付けである。

買収はローマにあるGianni-Origoni-Grippo-Capelli Partners社が代行管理した。

注:McPhy Energyは1月19-24日、イタリア・ビチェンツァで開かれるT-Gold Machinery and Tools展示会のパビリオン・Lスタンド4156に出品する。

McPhy Energyの最新ニュースに関する概要は以下を参照。
 2013年1月:イタリアのPIELを買収( (リンク ») )

 2012年12月:McPhy EnergyはITM Power社が水素貯蔵についてMcPhyのテクノロジーを採用して、ドイツのエネルギー転換のプレーヤーとなった。
(リンク »)

 2102年11月:McPhy EnergyはGRHYD Projectに参加して、French Gas Networkにイノベーションの欠如した部分を埋めた。
(リンク ») -of-innovation-in-french-gas-network-608

 2012年10月:McPhy Energyは3年連続して、エコイノベーション企業の世界トップ100社に入る。

 2102年7月:McPhy Energyは欧州での業務を拡大し、ドイツのCEOのローランド・ケプナー氏を任命した。

▽McPhy Energy( (リンク ») )について
フランスのドローム・イゼールを拠点とするMcPhy Energyの使命は、水素化マグネシウムを使って革新的な水素貯蔵技術を工業化、市販することである。このテクノロジーは他の水素貯蔵ソリューションに比べて独自の利点があり、工業用水素・再生可能エネルギー市場に対応する。McPhy Energyはいくつかの研究プロジェクトの直接パートナーもしくは請負業務関係者として参加している。McPhy Energyは一連の特許で独占権を保有している。これら特許はジョセフ・フーリエ大学と提携してフランス国立科学研究センター(CNRS)で行った8年間の研究成果である。同社は競争力ある産業クラスター「TENERRDIS」のメンバーであり、Global Cleantech 100 およびTop 5 Cleantech Franceに選ばれている。同社は最近、フランス、英国、ドイツ、イタリア、日本で多くの契約を結び、その技術的リーダーシップを実証した。

今回の発表の原文(フランス語)テキストは、公式かつ信頼できるバージョンである。訳文は求めに応じてのみ提供され、原文と比較対照して読むべきであり、原文は法的効力を持つことを意図した唯一のテキストバージョンである。

ソース:McPhy Energy
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