第3四半期の連結業績および通期連結業績予想

日本製粉株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2013-02-06 15:00

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2013年2月6日

日本製粉株式会社

日本製粉(株)、第3四半期の連結業績および通期連結業績予想

 日本製粉(株)(社長 小寺春樹)の平成25年3月期第3四半期累計期間の連結業績は、売上高2,045億円(前年同期比100.9%)、営業利益70億円(同92.1%)、経常利益78億円(同96.0%)、四半期純利益47億円(同97.7%)となりました。

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 連結業績の概要
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(※)当社Webサイトでご覧ください
  > (リンク »)

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 連結業績および通期業績予想のポイント
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● 売上高は製粉事業の減収を、食品事業がカバーして増収
● 収益は前年の東日本大震災復興需要の反動およびデフレ等による事業環境を反映
● 第3四半期累計期間の連結業績は計画通りに進捗しており、通期の連結業績予想に変更なし

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 連結業績の概況1 ~ 「SG130フェーズⅡ」で持続的成長への収益力強化策を推進
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 当第3四半期累計期間における日本経済は、東日本大震災の復興需要等により、緩やかに持ち直す傾向が見られたものの、欧州債務危機や円高による輸出の停滞等により、先行き不透明な状況のまま推移しました。食品業界でも、デフレが継続する中で消費が冷え込み、販売競争が激化するなど厳しい事業環境が続いております。
 このような状況の下、当社グループは、事業環境の変化に柔軟に対応し、更なる業容の拡大と収益力の強化により持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、今年度より新たな2ヵ年の「中期経営計画SG130フェーズⅡ」(以下、「SG130フェーズⅡ」)をスタートさせています。
 「SG130フェーズⅡ」の諸施策は順調に進んでおり、製粉事業では当社神戸甲南工場の原料穀物サイロ及び新製粉ラインが完成し、本格稼動しております。また、さらなるコスト競争力強化のため、当社の原料小麦保管能力を現状の20万トンから50%増の30万トンに引き上げることを計画しております。その一環として、当社千葉工場の保管能力を2万5千トン増強する原料穀物サイロ増設工事を着工いたしました。食品事業では、ニップン冷食(株)高崎工場の竜ヶ崎工場への生産設備の移転・集約化工事が完了し、本格稼動しています。また、タイの洪水で被災したニップン(タイランド)社のプレミックス工場は生産を再開し、フル稼動体制に戻りました。
 外国産小麦の政府売渡価格が昨年4月から5銘柄平均で15%引き下げられたことを受け、当社は7月10日出荷分から業務用小麦粉販売価格の引き下げ改定を行いましたが、昨年10月には外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で3%引き上げられたことから、昨年12月20日より業務用小麦粉の販売価格の引き上げ改定を実施しました。

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 連結業績の概況2 ~ 震災需要の反動とデフレにより増収ながら減益
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 売上高全体では17億円の増収となりました。製粉事業の売上は、副製品のふすまが前年同期を上回ったものの、業務用小麦粉の価格改定による売値の低下や震災特需の反動もあり、24億円の減収となりました。食品事業では、家庭用のプレミックス・業務用パスタ等が各種展示会への出展や料理講習会をはじめとする積極的な販促活動にもかかわらず前年同期を下回りましたが、業務用プレミックス・冷凍食品および中食事業は前年同期を上回りました。その結果、食品事業の売上高は46億円の増収となりました。その他事業の売上高は、ペットケア事業等が伸び悩み4億円の減収でした。
 利益面では、国内は食品素材・冷凍食品事業に、海外に於いても収益性・成長性の高い事業へグループをあげて取り組むとともに、製・販・管一体となって全事業分野にわたり合理化・コスト削減を徹底的に進めました。しかし、震災特需の反動と市場環境の悪化の影響を、食品素材・冷凍食品および中食事業の販売増や、製粉を含む全分野にわたるコスト削減による収益改善でカバーしきれず、営業利益・経常利益・四半期純利益は前年同期を下回りました。

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 通期連結業績予想
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(※)当社Webサイトでご覧ください
  > (リンク »)

 平成25年3月期の連結業績予想につきましては、第3四半期累計期間の連結業績を踏まえ、昨年11月2日に公表いたしました通期の連結業績予想から変更はありません。


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