ボーダフォン・グループはスペイン・バルセロナで開催されたGSMAモバイルワールドコングレス2013(※1)の「Global Mobile Awards 2013」において、BMW i、MINI、Sixtとともに、自動車部門の「Best Mobile Product or Service(最優秀モバイル製品・サービス賞)」を受賞したことを発表しました。受賞の対象となったサービス「DriveNow」は、世界初の全車がプレミアレベルの車両のカーシェアリング・サービスです。モバイル技術と自動車空間の統合が急速に進む中、車両に組み込まれたテレマティクス・ユニットを通じて位置情報の通信を行うことができるなど、モバイルの接続性を活用した優れた取り組みであることが高く評価されました。
ボーダフォンのM2M事業部門長、エリック・ブレンナイス(Erik Brenneis)は次のように述べています。
「当社は今回の受賞を大変に光栄に思うと同時に、GSMAによってこのサービスの可能性が高く評価されたことを非常に嬉しく思います。DriveNowの利用者はすでに8万8,000人を超え、ドイツ、米国で合わせて1,500台の車両が活用されています。こうしたモバイル技術の応用は自動車業界に多大な利益をもたらす可能性があります。車をインターネットに接続し、自動車メーカーやディーラー、保険会社やサービス事業者を結ぶことによって、今までなかった新しい製品やサービス提供の可能性が広がります。また、コストの大幅な削減や新たな法規制への対応が容易になるだけでなく、顧客満足度を高め、革新的な収益源を生み出すことができます」
DriveNowは、対象地域内であればどこでも車を借りたり乗り捨てたりできるモバイル技術をベースにしたサービスです。このサービスはインターネットで登録してDriveNowのIDカード(※2)を受け取るだけで利用ができます。一般道で車両を見つけてその場で利用する、スマートフォンアプリやインターネットを使用して車両を見つけて利用する、またはコールセンターに電話をして予約を行った上でも利用することができるシステムです。
DriveNowで使用されているアプリは、BMWのConnectedDrive(※3)経由でバックエンドのITシステムに繋がり、ユーザー認証や予約確認を行います。利用者はシステムを通じて、最も近い場所にある車両を簡単に検索することができます。この全てがボーダフォンのM2M SIMが組み込まれたテレマティクス技術を通じて行われます。利用者は鍵を使わず、自分のDriveNow IDカードをかざして車のドアを開くことができ、4桁の暗証番号を入力してスタートボタンを押すだけで車両を動かすことができます。
※1: 世界最大級のモバイル機器関連展示会。モバイルワールドコングレス2013は2013年2月25日~28日に開催。
※2: RFIDチップが入ったIDカード
※3: 車載通信機器のコミュニケーション機能を通して充実したドライブサポートを実現させるコンセプト
ボーダフォン M2Mについて
ボーダフォンM2Mは、個別に稼動していた機器やデバイスをネットワークに接続させ、新たな機能やより高度なサービスを人の手を介さず提供することができるように変革させることができる技術です。20年を超える経験と250名の専任スタッフによってサポートされるボーダフォンのグローバルM2Mプラットフォームは、グローバル企業のために、地域間にまたがる展開でも集中管理を可能にするだけではなく、高度な制御機能をお求めやすい価格で提供されています。詳細については以下ウェブサイトをご参照ください。 (リンク »)
Twitter: @vodafone_m2m
ボーダフォンについて
ボーダフォンは世界最大規模のモバイル通信会社です。携帯電話の加入者数(直接、また関連会社を通じての加入を含む)は約4億300万人(2012年12月31日時点)に上り、現在、5大陸30カ国に子会社を持ち、全世界に50以上のパートナーネットワークを擁しています。ボーダフォンの詳細については以下ウェブサイトをご参照ください。 www.vodafone.com
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