AsiaNet 52461
共同JBN 0302 (2013.3.22)
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)2013年3月21日PRN=共同JBN】FMC Corporation(NYSE:FMC)は21日、タイのラヨーンに新しい世界クラスの微結晶セルローズ(MCC)製造施設建設に着工した。同社は同地域初の完全統合コロイド状MCC製造・ブレンディング(混合)サイトに1億ドル余りを出資して、FMCが業界をリードするMCCをアジアの成長市場に供給する。
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マイク・スミス副社長兼FMC BioPolymerグローバルビジネス・ディレクターは同日の着工式に当たり、「今日はアジアにおける革新的食品・飲料製品に対して高まる需要への対応を支援するため、当社顧客と市場の求めに応えることになり、非常に喜んでいる。この最新のサイトは、食品産業における当社の世界的製造量を35%まで高めることになり、MMC製品と顧客にニーズに応じて提供する注文に応じたブレンドをアジア市場により容易かつ迅速に供給することができる」と語った。
新しい施設は2014年末に操業開始予定であり、MCCの製造、ブレンディング、貯蔵を完全統合する。このタイの施設は当初、食品・飲料の主要成分として広く使用されているコロイド状MCCを製造する。しかし、施設の設計は将来的に製造量拡大と食品および製薬市場向けに異なる製品製造が可能になる。
FMC Specialty Chemicals Groupのマイケル・ウィルソン社長は「われわれはアジアの顧客が成長する素晴らしいビジネスに投資を続けている。FMC Singapore Technical Centerに昨年開設した最新の食品研究所は、上海に今年末オープンする予定の新しいAsia Innovation Centerとこの新たな製造施設と合わせて、この地域の成長する顧客基盤をサポートするという当社の長期的コミットメントのすべてシンボルである」と語った。
タイ・ラヨーンに建設される新しいプラントは、FMCの3番目の製造施設である。同社は最近、米デラウエア州ニューアーク、アイルランド・コークにあるBioPolymer MCCサイトの拡張工事を完了した。ラヨーン・プラントはFMCの高基準の安全性と環境保護をタイ国家イノベーション庁から持続性努力を認められた。
FMCは最近また天然色素・ペクチン製造会社を買収して、食品成分ラインを拡充することに投資しており、FMCは食品産業向けテクスチャラント・色素を統合する唯一企業になっている。
▽FMC Corporationについて
FMC Corporationは多角化化学品会社で、1世紀以上にわたって革新的なソリューション、アプリケーション、高品質製品によって世界の農業、工業、環境、消費者市場にサービスを提供している。FMCの2012年の売上高は約37億ドル。同社は約5700人を雇用して、農業製品、特殊化学品、工業化学品の3分野で事業活動をしている。詳細は (リンク ») を参照。
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ソース:FMC Corporation
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