AsiaNet 52538
共同JBN 0332 (2013.3.27)
【ロサンゼルス2013年3月26日PRN=共同JBN】The Scientist Magazine誌( (リンク ») )は3月14日付で、生命科学者ロンシャン・スー(Rongxiang Xu)博士がノーベル選考委員会に対して起こした訴訟は「根拠がない」と述べた同委員会スポークスマンのコメントを引用した。この訴えの中でスー博士は、2012年ノーベル生理学・医学賞の発表文で述べているように、ヒト再生能力が先天的の備わったものか人工的に作られなければならないものかを明らかにするようノーベル選考委員会に求めている。スー博士は2012年12月にノーベル選考委員会( (リンク ») )を訴えている。
(Photo: (リンク ») )
スー博士のスポークスマンによると、訴訟がノーベル選考委員会から根拠なしと考えられているという主張は驚くべきことである。訴えは、スー博士が2012年10月のノーベル賞発表の中で誤って説明していると考える基本的な科学的詳細を同委員会から明確に説明してもらうため提起された。訴えを起こしたスー博士の意図は、自分自身の受賞を求めるものではなく、ノーベル選考委員会の選考結果発表文の中の誤りを正してもらうことであった。これらの誤りは、スー博士の科学の信用を傷つけるだけでなく、同博士の意見によれば世界広くすべての人々の健康と安全の問題を内包している。訴訟の動機は従って根拠なしとの考えとはほど遠いものであるという。
訴訟のもう一つの理由は、ノーベル選考委員会が司法制度の支援なくしては同委員会の誤った主張を正してもらうには個人にとっては強力すぎることだった。これまでの同様のケースで、ノーベル選考委員会の選考決定に影響を与える試みをした多くの科学者が失敗に帰したため、スー博士は訴訟という法的手段が必要となったと述べている。
スー博士が適用した再生復元科学は、ヒト再生能力が先天的なものであることを繰り返し実証した。この事実の裏付けとして、スー博士は発表した最近のニュースリリースの中で、切断された指を元通り再生復元したグラフィック結果を公表した。このリリースの中で示された画像は、人工的なアプローチに対する生来備わったアプローチのさらなる証明として、人体の生来の再生能力によって傷ついた組織の脱離状況を説明している。
しかし、ノーベル選考委員会は、このような再生能力を人工的に作り出すことを試みた科学者を授賞した。スー博士はそれが非常に劣悪なアプローチであるとともに潜在的に非常に危険なアプローチでもあると考えている。スー博士の主張が正しければ、ノーベル選考委員会の発表と最近の授賞は、生命科学研究の進歩を遅らせるものである。
原告であるスー博士はカリフォルニア州の法律事務所Ardent Law Groupによって代表されている(訴訟番号30-2012-00615804)。
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ソース:Mebo International
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