今回のカンファレンスは、OpenFOAMソフトウェアの開発元が主催する初の国際会議であり、オープンソースソフトウェアとして2004年にリリースされて以来、OpenFOAMにとってひとつの歴史的な節目となります。今回のカンファレンスでは、Henry Weller (創案者)、Chris Greenshields博士(OpenCFDの共同創設者)、Mattijs Janssens、Andrew Heather博士 (ソフト開発者) といったこのソフトウェアの原点となる面々が、直接このOpenFOAMを語ります。
今回のカンファレンスのプログラムは、多岐にわたる非常に魅力的な内容となっています。ドイツ企業であるフォルクスワーゲン社とエボニック・インダストリーズ社の基調演説を皮切りに、製造業各業種におけるOpenFOAMの多様なアプリケーションが紹介されます。企業幹部からエンジニア、大学関係者といったすでにCFDに関係する方々のみならず、OpenFOAMは初めてという方も対象としています。
今回のカンファレンスは、ESI-OpenCFDにとっては2013年3月6日にリリースされたOpenFOAM Version 2.2を紹介する機会でもあります。その新機能については、ESI-OpenCFDの開発チームとトレーニングチームが「Lessons in OpenFOAM」セッションにて説明します。これらのセッションではOpenFOAMの活用法についてのアドバイス、コンフィギュレーションのさまざまなカスタマイズの可能性、CFDの諸原則についての解説、さらに現在の開発状況についての説明も行います。
4月24日、ESIグループ会長兼最高経営責任者のAlain de Rouvray博士が本カンファレンスの開会を宣言します。次いで、フォルクスワーゲン社のCAEメソッドディレクターのRalph Sundermeier博士が「OpenFOAM - 高速化への移行 ?-」と題する講演を行い、エボニック・インダストリーズ社のサイエンティフィックディレクターのGeorg Skillasが「OpenFOAMの発展に向けての実用化協力」の進捗状況を紹介します。
本カンファレンスの詳細、参加申込み、お問合せは、下記のウェブサイトをご覧ください。
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ESIグループについて
ESIは、ものづくりにおいて、「材料の物理特性」を重視した高度なシミュレーションソフトウェアと技術支援を提供する、世界的なリーディングカンパニーです。ESIの提供するソリューションは、end-to-endバーチャルプロトタイピングのコンセプトのもと、物理的なプロトタイプに替わる革新的な製造プロセスと、正しく迅速な意思決定をサポートし、ものづくりに最適な環境を提唱します。また、3D立体視でのシミュレーションを可能にするバーチャルリアリティを含む最新テクノロジーを提供しています。ESIグループは、世界中に950名を超えるハイレベルな専門技術者を擁し、30か国以上に製品・サービスを提供する上場企業です。(NYSEEuronext 証券取引所 パリ市場C 区画)詳細は、www.esi-group.com をご覧下さい。
ESI-OpenCFDは、イギリスに本拠を置き、流体力学の分野におけるオープンソースソフトウェア、OpenFOAMの国際ユーザーコミュニティーを支援するESIグループの系列会社です。OpenFOAM®は、ESIグループの登録商標です。
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