◎ZigBeeアライアンスとエコーネットコンソーシアム、提携契約を結ぶ

ZigBeeアライアンス

From: 共同通信PRワイヤー

2013-05-28 10:30

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
◎ZigBeeアライアンスとエコーネットコンソーシアム、提携契約を結ぶ

AsiaNet 53156

【編註】クライアントからの要請により、提供された原稿をそのまま配信します。
    共同通信JBNでは一切編集を行っておりません。

ZigBeeアライアンスとエコーネットコンソーシアム、提携契約を結ぶ

--  認証プログラムと標準の促進のため提携

2013年5月28日、米国カリフォルニア州、サンラモン /PRニュースワイヤー/ -- エネルギーマネジメント利用のため、ワイヤレスソリューションを生み出す企業のグローバルエコシステムであるZigBee(R) アライアンスと、ホームネットワークのための基本的なソフトウェアとハードウェアの開発を促進するエコーネットコンソーシアムが、提携契約を締結し、エコーネット標準に基づく製品に対する認証プログラムの開発を行います。特に、ワイヤレスメッシュネットワーク規定であるZigBee IPを使用した、ECHONET  Liteの認証に力を入れていきます。

エコーネット標準は、異なるベンダが提供するホームアプリケーションを相互接続する国際標準です。また、新築または既築の家の両方で簡単にインストールできる伝送メディアを利用して、多種多様なサービスを提供する標準です。インターネットプロトコル(Internet Protocol 、IP)ベースのECHONET Lite規格は、経済産業省により日本のスマートハウス標準として推奨されている。ECHONET Liteは、電力装置や電子機器をホームエネルギーマネジメントシステムに接続するためのアプリケーションレベルのインタフェースを定義するものであり、適切な通信標準を利用できます。

ZigBee IPの仕様は、低消費電力、低コストのデバイスを制御するIPv6ベースのフルワイヤレスメッシュ・ネットワークソリューションの初のオープン標準です。ZigBee IPは、ネットワークとセキュリティレイヤー、アプリケーションフレームワークを追加することにより、IEEE 802.15.4標準を高めています。ZigBee IPは、中間のゲートウェイを必要としない、「Internet of Things (モノとモノのインターネット)」の理念に基づき、エンド・ツー・エンドのIPv6ネットワーキングを利用したスケーラブルなアーキテクチャを提供します。また、6LoWPAN、IPv6、PANA、RPL、TCP、TLS、UDP等の標準インターネットプロトコルに基づく、コストとエネルギー効率がよいワイヤレスメッシュ・ネットワークを提供します。併せて、TLS1.2プロトコルを用いたエンド・ツー・エンドのセキュリティ、AES-128-CCMアルゴリズムを用いたリンク・レイヤー・フレームのセキュリティを提供し、X.509 v3標準認証とECC-256サイファースイートを用いた公開鍵基盤をサポートします。ZigBee IP標準により、世界的に利用可能な2.4ギガヘルツ周波数だけでなく、日本での920メガヘルツのような他の周波数でのコミュニケーションが可能となります。

「ZigBeeアライアンスは、スマートホームでエネルギーマネジメントシステムを制御するために、高信頼でスケーラブル、かつ安全なコミュニケーション技術を提供することで、エコーネットコンソーシアムと提携できることを嬉しく思っています。」と、ZigBeeアライアンスの会長兼CEOであるTobin J.M. Richardson氏は言います。「ZigBeeアライアンス、エコーネットコンソーシアムの両者は、日本での認証プログラムを築き上げることに加え、世界中でこの国際基準を促進していきます。」

ZigBeeアライアンスは、5月29日から31日まで東京で開催される、ワイヤレスジャパン2013で出展します。

ECHONETに関して
日本も世界も、CO2削減、医療費の削減、バリアフリーや安全な社会づくりなどいくつもの大きな課題を抱えています。そのために産業部門や家庭部門では、いろいろな対策を打ってきていますが、各々が個別に講じているだけではその効果も限界に近づきつつあります。
今後さらに効果的に解決していくためには、家庭全体、地域全体で総合的なシステム構築を行う必要があります。これらを早期に実現するために生まれた次世代ホームネットワークが「ECHONET」です。詳しい情報は (リンク ») をご参照ください。

ZigBee認証(ZigBee Certified)
ZigBee認証プログラムは、ZigBee標準を用い設計された製品が期待通りに機能し、異なるベンダによる製品が相互接続できることを保証します。また、製品の認証は、アライアンスの標準開発プロセスに欠かせない部分なのです。他の標準機関と異なり、ZigBeeでは、あらゆる標準が使用のため公開される前に、製品のテストと認証を要求されます。ZigBee認証プロセスによって、ZigBeeコントロールの簡潔さから恩恵を受けるあらゆるタイプの消費者に対し、ベンダはさまざまな製品を提供することが可能となります。ZigBee認証プログラムの詳細は (リンク ») をご参照ください。

ZigBeeについて
ZigBeeは、環境に優しく、広範囲の装置をインテリジェントに接続可能なグローバルな無線規格を提供しており、利用者による制御を実現しています。ZigBeeアライアンスは、約400社のメンバ企業から構成されるオープンな非営利団体であり、革新的で信頼性が高く、使いやすいZigBee規格を推進しています。アライアンスは、消費者、商用、産業の各分野で利用される、最先端の無線ネットワークによるセンシングおよびコントロール規格であるZigBeeが、世界中で採用されるように努めています。詳しい情報は (リンク ») をご参照ください。

▽問い合わせ先
Ravi Sharma
(ZigBeeアライアンス)
rsharma@zigbee.org
+1-925-275-6608

Traci Renner
(GolinHarris、ZigBeeアライアンス担当)
trenner@golinharris.com
+1-714-918-8226


本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]