AsiaNet 53379
共同JBN 0692 (2013.6.13)
【キエフ(ウクライナ)2013年6月13日PRN=共同JBN】外国人投資家がウクライナの農業セクターへの投資を増やしている。1月から3月にかけ、農業への資本投資は、昨年同期比10%増の25億ウクライナ・フリヴリャに達した。伝統的には、投資家にとって最も魅力的なセクターは食糧産業、バイオエネルギー、穀物生産だが、農業にはもっぱら欧州の投資家が投資した。セルヒー・アルブゾフ第一副首相がウクライナ政府が開催する第1回年次国際会議「ABC: Ukraine & Partners」の開幕に先立ち、この事実を明らかにした。
アルブゾフ第一副首相は「農業への投資水準が最低を記録した2000年から、2012年にかけ、われわれは高い年間成長率を記録した。政府は成長の持続的な伸びを確保することに全力を挙げ、投資家にとって透明性がある状況をつくり出すとともに、官民パートナーシップへの投資を増加させた」と語った。
同第一副首相はまた、食糧産業、バイオエネルギー、穀物生産のすべてが伝統的に高い投資魅力度を示していることを強調した。
同第一副首相は「投資家は、高水準の収益率、輸出機会、大きな規模、投資流動性の好条件がそろっている農業セクターに期待している」と述べた。
さらにセルヒー・アルブゾフ第一副首相はウクライナの農業に大きな投資を行っているのは欧州諸国であることも明らかにした。
第1回年次国際ビジネス会議「ABC: Ukraine & Partners」は6月13、14の両日、首都キエフのオリンピック・ナショナル・スポーツ・コンプレックスで開催される。このビジネス・政府間会議の議題の一つは、パネルディスカッション「Investment in agricultural sector of Ukraine. Let’s Feed the world together(ウクライナの農業セクターへの投資。一緒になって世界に食糧を供給しよう)」である。ウクライナのセルヒー・アルブゾフ第一副首相が議論に参加する。
ソース:ABC Ukraine and Partners
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