◎世界の食料廃棄抑制で国連と協力 Maersk Container Industry

MCI

From: 共同通信PRワイヤー

2013-06-14 09:50

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
◎世界の食料廃棄抑制で国連と協力 Maersk Container Industry

AsiaNet 53361
共同JBN 0689 (2013.6.14)

【ティングレフ(デンマーク)2013年6月13日PRN=共同JBN】Maersk Container
Industry(MCI、マースク・コンテナ・インダストリー)は国際的な食料物流の効率向上に貢献するため、国連のセーブ・フード・イニシアチブ(SAVE FOOD Initiative)に参加した。

(Logo: (リンク ») )

マルチメディアのニュースリリースは以下のサイトを参照。
(リンク »)

MCIのピーター・K・ニーマンド最高経営責任者(CEO)は「食料を無駄にしてはいけないが、実態はそれが多すぎる。わが社の技術は食品物流チェーンの改善に貢献できると確信する」と話す。

同イニシアチブのチームリーダーであるロベルト・ファン・オッターダイク氏は「収穫された食糧の貯蔵や輸送条件を改良する適切な冷蔵技術の活用は、食品の損失や廃棄を減らす上で大きな効果がある」としている。

セーブ・フード・イニシアチブを企画した国連食糧農業機関(FAO)の推定によると、世界で農場から運び出される果物や野菜は、食卓に上るまでの間に最大50%が失われる。地域よって差があるが、この損害の5―20%は輸送と流通が原因ではないかという。

Star CoolのControlled Atmosphere(CA)とAutomated Ventilation(AV+)のような技術は、冷蔵コンテナの温度や湿度、空気の流れ、空気の組成を管理するのに利用される。これによって果物や野菜は鮮度が保たれ、より遠くへ運ぶことができる。

セーブ・フード・イニシアチブの一環としてMCIは、食品会社と技術の共有を図る。ある段階での行動が必然的に次の段階に影響する食品物流チェーンでは、ノウハウの共有が利益をもたらすと、同イニシアチブではみている。

国連セーブ・フード・イニシアチブのオッターダイク氏は「輸送と流通を含む食料バリューチェーンの全ての段階で、食料は失われたり、廃棄されたりしている。一つの改善方法としては、食品バリューチェーン全体がノウハウを共有することだ」と指摘した。

▽ファクト
欧州あるいは北米では、果物や農産物の最大50%は農場から食卓までの間に失われる。この場合、輸送や流通が損失の原因となるのは約5%だ。
(注釈:FAOリポート"Global Food Losses and Food Waste")

▽FAO:
「食料の損失は先進国でも発展途上国でも同じぐらい多い。しかし途上国では食料の損失の40%以上は収穫後と加工段階で発生する。一方先進国では、食料の損失の40%以上は小売り段階や消費者の段階で起きている。
(注釈:FAOリポート"Global Food Losses and Food Waste"ページIII.6)

調査リンク:以下はFAOのGlobal Food Losses and Food Wasteリポートへのリンク。:
(リンク »)

農業者へのアドバイス:あなたの農作物を調べてみよう。

以下はUC Davis Postharvest Technology Centerホームページへのリンク:
(リンク »)

▽MCIのこれまでの取り組み:
2013年4月:MCIは果実と野菜の最善の取り扱いに関する冷蔵技術専門家の会議を開催した。主な講演者は米カリフォルニア大学デービス校のポストハーベスト専門家、マリタ・カントウェル氏とベス・ミチャム氏。ほぼあらゆるケースで鍵となるアドバイスは、収穫時期とその後に適切な温度管理に特に注意することだった。

2012年11月:チリの果実輸出業者団体のASOEXとMCIは、Star CoolのCAとAV+などの技術の最適な利用と知識交換に関する覚書に調印した。CAとAV+などの技術は一例として、アボカドの出荷期間を延長し、収穫ピーク時の忙しさを軽減できる。CAは熱帯地方で、バナナの出荷期間を以前の25日程度から45日に延長した。

▽メディアとジャーナリスト向け情報:
写真、動画は (リンク ») を参照。

中国語、英語、オランダ語によるMCIの企業動画は以下のサイトから。
(リンク »)

▽MCIについて
Maersk Container Industry(MCI)は、冷蔵・冷凍庫と冷蔵・冷凍コンテナ(リーファー)の世界で唯一の大手メーカーで、さまざまな海運会社やリース会社に納入している。MCIは調査開発、販売、主要事務部門をデンマークに置いている。

チリで新たに1億7000万ドルを投じたリーファー工場が稼働すると、MCIは2014年初めに中国、チリ、デンマークで約7000人の従業員を擁することになる。第3者機関による顧客向け調査によると、MCIのSTAR COOLリーファーは現在、世界で最もエネルギー効率が高い。詳しい情報は (リンク ») 。

ソース: MCI

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]