Telit Wireless Solutions社、M2MモジュールHE910シリーズがNTTドコモの相互運用性試験を完了

Telit Wireless Solutions

From: JCN Newswire

2013-06-27 12:30

日本のM2M市場に本格的に参入

Tokyo, June 27, 2013 - ( JCN Newswire ) - 高品質なM2M (Machine to Machine)モジュールの世界的リーディング・プロバイダであるTelit Wireless Solutions 社 (以下Telit社) は、同社の HE910モジュール・シリーズ6製品が、一人ひとりのスマートライフを実現するモバイル・パートナーである日本の株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)の相互運用性試験 (IOT: Inter Operability Testing) を完了したと発表しました。同社はHE910モジュールがモバイル・ネットワーク事業者の厳格なM2M モジュール試験プログラムを完了しIOT仕様を満たすことを確認したとしています。IOT試験を完了したということはドコモのモバイル・ネットワーク上で使用するために要求される信頼性および品質を満たす水準に達していることが認められたことを意味しています。

ドコモのM2MモジュールIOTプログラムは、ネットワーク上で使用されるお客様の製品に組み込まれるモジュールに対して、モバイル・ネットワーク事業者が要求する最終段階の試験プログラムです。IOTプログラムは、モジュールベンダーが試験済みのモジュールに基づいてお客様がアプリケーションを開発する際に、適切な技術的サポートが提供できることを保証することが目的です。これは最近のM2Mデバイスとモバイル・ネットワーク間の相互運用プロトコルの複雑性の増大に対処するためで、多くのモバイル・ネットワーク事業者によって採用されているプログラムです。

日本のお客様は、ドコモによる IOT を完了した最初の Telit社のモジュールであるHE910シリーズの6品種、すなわちG、DG、D、EUD、EUG、および EURを使用して日本市場向けにM2Mデバイスを設計することが可能となりました。

HE910シリーズ6品種は HSPA+に対応し、Telit社の他のxE910ファミリーと共通仕様である28.2 x 28.2 x 2.2mm3 の超薄型LGA パッケージを採用しています。G、DGおよびDモデルは5つの周波数帯域で最大21Mbps、EUD、EUGおよびEURは3つの周波数帯域で7.2Mbpsのダウンリンクデータレートに対応しています。またすべてのモデルにおいて、最大5.76Mbpsのアップリンクデータレートに対応しています。HE910のG、DG、および EUG タイプは -147dBmでの自動コールド・スタートが可能な高感度GPS信号受信器を内蔵しており、パーソナル・ナビゲーションおよびトラッキング・アプリケーションに理想的なデバイスです。データ・オンリーのEUD、EUG、D、およびDGタイプは特に、モバイル・コンピューティング、車載テレマティクス、PDA、電子ブックリーダー、タブレットPC、および民生用電子機器などの、高スループットが要求されるモバイル・コネクテッド・デバイスに適しています。

Telit社の最高マーケティング責任者 (CMO)である Dominikus Hierlは「ドコモのIOTが完了したことで、最近カントリーオフィスを設立したばかりの日本でもM2M市場に正式に参入することが可能となりました。HE910シリーズでドコモのIOTを完了したことは、日本市場に参入するための重要なステップです。日本には車載機器などのモバイルM2Mデバイスの大きな市場があります。この市場セグメントにおけるTier-1メーカーとOEMの両方とも、我々の製品に対する強い需要を表明しています。特に当社のPPAP (Production Part Approval Process: 生産部品承認プロセス)、拡張された温度/耐振動性能、およびTS16949自動車仕様認定などに関する企業努力に対して大きな関心が寄せられていることを感じています」と語っています。

xE910ファミリーは、2G-GPRSから4G-LTE に至るモバイル・ネットワーク関連製品間および各ネットワーク・テクノロジー間の完全な相互適合性を提供することによって、設備投資の無駄を省くことができます。HE910シリーズ・モジュールおよび他のTelit社製品に関する詳細情報はWebサイト www.telit.com (リンク ») をご覧ください。

過去10年にわたり、携帯電話、短距離通信、および位置測定技術などのハードウェアにおいて業界で最も幅広い製品を展開し、m2mAIR からのサービスおよびコネクティビティによって業界をサポートして来たTelit社はM2Mのシステム・インテグレータとして必要なすべてのサービスを提供することができます。製品とサービスを一体化して提供し、個別のニーズや要求条件にマッチしたグローバルなサポートとロジスティクスを提供することにより、Telit社は技術的なリスクを最小限に抑えてインターネットの世界における製品の市場投入期間を短縮します。今が革新の時です!

Telit社について

Telit Wireless Solutions社 (AIM: TCM ではTelit Communications PLCの名前で表示) は、携帯電話、短距離通信、位置測定モジュールなどの製品を世界市場に提供しているM2M通信装置メーカーであり、その事業ユニットの1つであるm2mAIR を通してコネクティビティを含むM2M関連の高付加価値サービスを提供しています。Telit社はハードウェアとサービスの組み合わせによる相乗的高付加価値サービスを提供するM2Mのワンストップ・ショップです。M2Mを専門に12年以上の経験を有するTelit社は、世界の6カ所にあるR&Dセンターで絶えず技術革新を進めており、80カ国以上で製品の販売およびサービスを提供しています。

ファミリー、テクノロジー、および製品世代にまたがり互換性を確保した拡張性に富む製品を提供することにより、Telit社は開発コストを抑え、設計投資を保護し、技術的リスクを低減します。また、世界27カ所の販売およびサポート・オフィス、30カ所以上の能力開発センターに分散しているグローバルな専門家分散ネットワーク、およびTelitテクニカル・サポート・フォーラムなどを通して充実した顧客サポートおよびデザイン・イン・サポートを提供しています。

Telit社はさまざまな組織をインターネットの世界に接続し、コネクトされた装置から無線でデータに接続し、データを処理し、現実世界のデータに応答することを可能にすることにより、新しい効率的なネットワーク、収入の流れ、社会的・個人的利益を創造します。Telit社およびその顧客の革新的アプリケーションなどの詳細情報についてはTelit社のFacebookおよびTwitter をご覧ください。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社井之上パブリックリレーションズ
Telit 広報担当: リットウィン/吉田
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックス2階
TEL: 03-5269-2301
FAX: 03-5269-2305
Email: m-litwin@inoue-pr.com , shun.yoshida@inoue-pr.com , KyungJun.Lee@telit.com

概要:Telit Wireless Solutions

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]