World Vision International、Brocade Ethernet Fabricソリューションでグローバル事業をサポート

Brocade

From: JCN Newswire

2013-07-16 10:40

非政府組織(NGO)が、仮想化拡大、管理合理化、設備フットプリントのスマート化を通じたコスト削減のためにグローバルデータセンタを改善

Kuala Lumpur, Malaysia , July 16, 2013 - ( JCN Newswire ) - グローバルな慈善、開発、擁護活動を行っているキリスト教団体のWorld Vision Internationalは、サーバー仮想化の向上をサポートするため、Brocade (NASDAQ: BRCD)のイーサネットファブリックベースのネットワークインフラを実装することで、データセンタのネットワーク運用コストの40%削減に成功しました。新たにホスト化されたデータセンタにBrocade(R) VDX(R)スイッチを展開することで、この非政府組織(NGO)は、管理の合理化、スペース削減、電力消費の低減などをしながら、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)のためのオープン規格プラットフォームと経路を提供するために、ネットワークの所有費を削減することができました。

World Visionでは、100か国近くにあるそれぞれ独立した各国事務所のパートナーシップの形で活動しています。それぞれの事務所は共通のミッションで団結し、コアバリューを共有して、1億人以上の生命に影響を与える2,500件以上のプロジェクトを実行しています。マレーシアにある共有サービス、インフラサービス、サービスセンタは、プログラム管理、後援者および寄付者の管理、財務管理、社内イントラネットなどのシステムで、世界45,000人のスタッフをサポートしています。

「World Visionはその活動を実現する上で、ITを非常に頼りにしています。ITは、我々の業務の透明性、説明責任、変革を確立しながら、寄付者や後援者と、後援される子どもとの間の『距離』を短縮します。」と、World Vision InternationalグローバルICT部門サービスセンタ部長のNick Gohは述べました。「総インフラ所有コストを低減しつつ、能力を高めることで、我々はWorld Visionの職務により多くの資金を回せるようになっただけでなく、運用効果も増大しました。」

「既存のデータセンタのネットワークインフラインフラは寿命に近づいており、ホスティング契約は更新時期を迎えていましたので、World Vision Internationalにはサーバーを最新のホスティング施設へと移行し、ネットワークの拡張性、柔軟性、コスト効果、規格対応性を高める機会がありました。

「World Vision Internationalは組織のITセンターとして、技術獲得費用のコスト低減や、保守費の節減、さらに効率の高いインフラなどの点で、技術変化がコスト削減に与える影響や、拡張に応じた出費の可能性を評価することが重要でした。」と、Gohは述べました。

このNGOがデータセンタインフラをアップグレードした主な目的は、サーバー仮想化の利用を増やすことでした。オープン規格に基づいたBrocade VCS(R) Fabric技術は、仮想マシンのアウェアネスと自動化のレベルを高めます。反対に、他のネットワークベンダの提案したソリューションは、ある程度は似ていたものの、独自のプロトコルに基づいていました。

「我々はさまざまな提案書すべてを検討し、上位3社のネットワークベンダの評価を行いました。我々がBrocade Ethernetファブリック技術を選択した理由はいくつかあります。この技術は成長に対応して設計されており、最大24のスイッチを一元化されたネットワークファブリックに相互接続できるだけでなく、ポートオンデマンドライセンスにより前もってすべてのシステム容量分を支払う必要がありません。また、オープン規格に基づいたフラットかつ経済的で管理しやすいネットワークを持つという我々の目標に対応しているため、投資を確保し、ソフトウェア定義ネットワーキングへの拡大を可能にします。

World Vision Internationalの新データセンタ内で、VCS Fabric技術を実行するBrocade VDX 6710スイッチとVDX 6720スイッチは、70テラバイトのデータストレージ容量とともに、300以上の物理および仮想サーバーをサポートする低レイテンシで単一のイーサネットファブリックを形成します。Gohによれば、組織のアプリケーションサーバーの約80%がすでに仮想化されています。

VCS Fabric技術の柔軟性と組み込みインテリジェンスは、ネットワーク再構成なしにダイナミックな仮想マシンモビリティをサポートし、単一論理スイッチとして全ファブリックで効率の高い自動化された管理を実現します。ファブリックの弾性の高い自己修復機能により、World Vision Internationalの世界各国での業務のための、レジリエンスの高い基盤が生まれます。

「Brocadeは、従来のネットワークの複雑性と限界を克服する革新的イノベーションで業界をリードしています。World Vision Internationalと緊密に協業することで、高度に仮想化されたクラウドコンピューティング環境のための専用ネットワークインフラの提供における我々の優れた能力がまた、評価されました。「現在のネットワーク課題に対応するだけでなく、今後数十年ものネットワーク変革にも対応するために、World Vision Internationalと緊密に協業することを光栄に感じています。」

Brocade Communications Systems, Inc.について

Brocade (NASDAQ: BRCD)ネットワーキングソリューションは、世界トップクラスの企業・団体が、アプリケーションと情報がいたるところに存在している世界へと、円滑に変革していく支援を行います。( www.brocade.com (リンク ») )

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