株式会社メディネット
抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が日本で成立
株式会社メディネットは、樹状細胞(DC:Dendritic Cell)を用いてCTL(細胞傷害性T細胞)※1の誘導を高める処理方法に関して、既に欧州11 カ国およびオーストラリアで特許が成立しておりますが、この度、日本においても特許が成立いたしましたので、お知らせします。
今回成立した「ビスホスホネートと抗原で樹状細胞を共感作する処理方法」は、当社が既に提供している樹状細胞ワクチン技術の処理方法で、従来の方法に比べ、CTL の誘導を最大で100 倍に向上させることができます。
尚、今回取得した特許技術の基礎技術にあたる、ビスホスホネートを用いて樹状細胞にガンマ・デルタT細胞の誘導能を発揮させる樹状細胞の調製方法は、既に欧州、韓国および日本で特許を取得しております※3。
メディネットは、再生・細胞医療を推進する政府方針を追い風と捉え、本プラットフォーム技術を活用し、
細胞加工受託業や細胞医療製品の開発を推進してまいります。
【特許情報】
登録番号: 5307944
発明の名称: 抗原提示細胞の活性化処理方法
権利者: 株式会社メディネット
対象国: 日本
※1:CTL
CTL とはCytotoxic T Lymphocyte(細胞傷害性T リンパ球)の略。T リンパ球の一種で宿主にとって異物になる細胞(がん細胞・ウイルス感染細胞・移植細胞など)を認識して殺傷する。
※2:2012 年8 月17 日リリース (リンク »)
「抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が欧州11 カ国で成立」
2012 年10 月31 日リリース (リンク »)
「抗腫瘍効果を高める「樹状細胞の活性化処理方法」に関する特許が豪州で成立」
※3:2012 年3 月19 日リリース (リンク »)
「がん治療に用いる「樹状細胞」に関する特許が欧州11 カ国で成立」
2013 年1 月31 日リリース (リンク »)
「樹状細胞」に関する特許が日本および韓国においても成立」
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