Google Nexusデバイス、フラウンホーファーのシアター品質サラウンド・サウンドの技術革新を導入

フラウンホーファーIIS

From: valuepress

2013-07-25 10:00

Google Nexusデバイス、フラウンホーファーのシアター品質サラウンド・サウンドの技術革新を導入。フラウンホーファーCingoは、Nexus7とNexus10のユーザーに、類を見ない最高のサラウンド音響体験をもたらします。

フラウンホーファーCingoは、Nexus7とNexus10のユーザーに、類を見ない最高のサラウンド音響体験をもたらします。

7月25日- フラウンホーファーCingo、世界的に認められているオーディオ専門家集団が開発した革新的な技術により、Nexus7とNexus10のユーザーの皆様の手のひらの中にシアター品質サラウンド・サウンドが現実のものとなりました。
モバイル機器で従来にない最高品質のステレオ再生、サラウンド再生を実現するため、フラウンホーファーIISはCingoを開発しました。通常ホームシアターシステムでしか体験できない高品質のサラウンド・サウンドを、Cingoがモバイル機器の内蔵ステレオスピーカーまたはヘッドホンでもお届けします。世界初、フラウンホーファーCingoを標準実装して提供されるのは、本日Googleプレス・イベントにも発表されたNexus7です。Nexus10にもソフトウェア・アップデートにより実装可能です。

Cingoは、映画館でのマルチチャンネル・オーディオシステムと同様に、携帯型機器でも映画サウンドに完全没入できる最高のエンターテインメント体験を可能にします。さらにCingoは雑音の多い環境下でも自然で明瞭な音をお届けします。

「Nexus7とNexus10をお持ちの方は、この様な画期的な音質改善が、形状や使い勝手等制約の多い携帯型端末上でも実現出来たことに驚かれることと確信しております。HDビデオと組み合わせれば、Cingoはモバイル機器をポケットに収まる個人の映画館に変えます。」とフラウンホーファーIISのオーディオとマルチメディア事業部責任者のハラルド・ポップ氏は述べました。

モバイル機器へのサラウンド・サウンドの高効率な配信は、HE-AAC音声コーデック技術によって可能になります。フラウンホーファーIISが共同開発したHE-AACは、現在最も高品質・高効率なサラウンド及びステレオ音声コーデックです。アンドロイド端末ではHE-AACマルチチャンネルが標準サポートされており、さらにCingoと組合せることによって、自宅でも移動中でも、携帯型端末が真のエンターテイメントセンターに進化します。 Googleはこの新機能を利用するため、Nexus7に、主要作品をHE-AACマルチチャンネルを用いたサラウンド・サウンドで配信することを決めました。これらのタイトルはCingoによってヘッドホン・内蔵ステレオ スピーカーのみならず、HDMI出力経由でホームシアターシステムにも再生できます。

フラウンホーファーはCingoを即実装可能なソフトウェア製品として、 携帯型端末・ 半導体・マルチメディアサービス事業者の皆様に提供します。

フラウンホーファーIISは以下のイベントに於いて、CingoとHE-AACをNexus7及びNexus10上でデモ・展示を行います。
AES日本60周年記念イベント、東京芸術大学千住キャンパス8月23日〜24日
IFA ホール11.1、ベルリン、9月6日〜11日
IBC ブース8.B80、アムステルダム 9月13日〜17日
InterBEE 幕張メッセ、11月13日〜15日

詳細はこちらをご覧ください。 (リンク »)

Cingoについて

フラウンホーファーCingoは、ヘッドホンやステレオ スピーカーでサラウンドコンテンツを視聴する時、リアルなサラウンドサウンドを提供します。
フラウンホーファーCingoに含まれる、最新の音響技術に基づいて開発されたツールセットにより、モバイル機器とは思えないほどの超高音質サウンドを実現しました。

バーチャルサラウンド・サウンド・モードでは、各オーディオチャンネルが特定の方向と距離から聞こえるように、例えばあたかもリビングの5.1chサラウンドスピーカセットから聞いているように再現できます。この技術によって、ヘッドホンや内蔵スピーカーでも自然な本物のサラウンド音響を楽しめます。

Cingoの音量最適化機能が、騒音の多い環境下でも自然で明瞭なサウンドをお届けします。
また、スマートフォンやタブレット端末によくみられる音質不足を補償するイコライゼーションアルゴリズムと合わせることにより、フラウンホーファーCingoはいかなる厳しい環境でも、著しく改善された音質を実現しました。

フラウンホーファーIISについて

ドイツ・エアランゲン市にあるフラウンホーファーIISのオーディオとマルチメディア事業部は 25年以上にわたって音声符号技術に携わり、最先端のマルチメディアシステムの革新的な技術を生み続けています。また、MP3の開発者とAAC系のオーディオコーデックの共同開発者としても知られています。
フラウンホーファーIISのオーディオコーデックは、1000社以上にライセンスされ、世界中の50億台以上の製品に実装されています。

フラウンホーファー IISは、ドイツのミュンヘンに本拠を置く フラウンホーファー研究機構の一部です。フラウンホーファー研究機構は欧州最大の応用研究機関で、その運営資金の一部はドイツ政府によって賄われています。世界中に2万2,000人を超える職員を擁するフラウンホーファー研究機構は、幅広い研究分野で研究を進めている66の研究所で構成されています。詳細情報についてはこちらのページをご覧ください。 (リンク »)





【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:フラウンホーファーIIS
担当者名: Matthias Rose
Email: matthias.rose@iis.fraunhofer.de

担当名:ファヒム・ナワビ
E-mail: fahim.nawabi@iis.frauhofer.de
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