AsiaNet 53819
共同JBN0881 (2013.7.29)
【成都(中国)2013年7月29日PRN=共同JBN】中国・成都のHandseeing Information Technologyが7月22日、上海メルセデス・ベンツ・アリーナで同社のインディペンデントゲーム作品「X Fantasy(Xファンタジー)」で2013年Duke's Choice Award (デュークズ・チョイス・アワード)を受賞し、アジアで初めて世界が熱望する同賞を受賞したゲーム開発企業になった。
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Javaは世界で最も広く用いられているコンピューター言語で、そのJavaの世界で最も高い名誉とされているのが毎年恒例のDuke's Choice Awardである。世界のJavaコミュニティーの審査員が受賞製品を選んでいる。Handseeing Informationの最高経営責任者(CEO)ジャ・クー氏は「これは言ってみればプログラミング界のオスカーで、同賞委員会が欧米以外の対象を検討したのは今回が初めてだ。まるで『最優秀外国語映画』に新しいカテゴリーが付け加えられたようだ」と述べた。
2009年に「RuneScape(ルーンスケープ)」がDuke's Choice Award を取って以来3年間、ゲーム製品が同賞を受賞することはなかった。同賞が誕生して11年の間に、同賞がオンラインゲームに与えられたのは3回だけで、最後に受賞したのはJagexが研究、開発したゲーム「RuneScape」だった。今年は、同賞が再びゲーム製品に授与された。オラクル製品管理担当副社長ピーター・ウーツシュナイダー氏は「中国のJava技術の発展に驚いたり、興奮したりしている。最初の中国発のDuke賞受賞製品は本当に革新的で多様化したJava製品になっている」と述べた。
「X Fantasy」はクライアント、サーバーの両ソフトウエアともJava技術を使って開発された。高性能な映像描写および革新的な戦闘シーンのデザインを持った同ソフトはリリースに先だって高い関心の的になっている。英語版も間もなく一般公開されることになっている。
Handseeing Informationは2009年にサン・マイクロシステムズと共同してリッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)のハイエンド・アプリケーション・ラボラトリーを設立した。同社はJava技術を使ったオンラインゲーム開発の深い技術基盤を持っている。2013年初めにはIntel Software and Services Groupのグローバル副社長であるソフィア・リー・ファン・チュー氏が成都のHandseeing Informationを訪ね、HandseeingのJGnetオンライン・ゲーム・エンジン技術とインテルの最新ハードウエア技術の組み合わせについて検討している。
ソース:Handseeing Information & Technology Co., Ltd.
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