JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)が国から委託を受けて管理しているむつ小川原国家石油備蓄基地(青森県下北郡六ヶ所村、以下「むつ小川原基地」)において、7月24日、平成25年度むつ小川原地区石油コンビナート等特別防災区域消防防災訓練が実施されました。
本訓練は、青森県石油コンビナ-ト等防災計画に基づき、むつ小川原地区石油コンビナ-ト等特別区域における各種災害を想定し、防災関係機関が一体となって実施し、災害発生時の防災関係機関相互の連絡体制の確立と災害応急対策の迅速化・的確化及び防災体制の充実強化を図ることを目的としています。
訓練は、「午前9 時59 分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュ-ド7.8 の地震を観測(六ヶ所村における震度は6 弱)し、この地震によりむつ小川原基地の屋外貯蔵タンクにおいて被害が発生した」との災害想定で実施されました。
当日は、初動措置訓練、情報伝達訓練、現地本部業務訓練、広報訓練、指揮運用訓練、漏洩油処理訓練、救急・救護・搬送訓練、タンク火災消火訓練及び交通規制訓練の各種訓練が実施され、11 時20分頃無事終了しました。(参加防災関係機関 9 機関、参加人数 約150 名
【むつ小川原国家石油備蓄基地の概要】
同基地は1985 年9 月に完成した、わが国で最初の国家石油備蓄基地です。 貯蔵基地内に51 基の原油タンクを有しており、現在、約496 万キロリットルの原油を備蓄しています。
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