PMCのサーバストレージソリューションズ副社長であるジャレッド・ピータースは以下のように述べています。
"弊社最新の8シリーズRAIDアダプタにより、今やPMCは12GB/秒 SAS接続性における全てのキーポイントに対応しています。弊社は、より高密度、より高速で、より設定しやすいストレージ環境を実現するために8シリーズアダプタファミリを設計しました。それは直接的には、より高速にコンテンツを配信したり、アクセスできることを意味します。8Qシリーズに搭載のmaxCachePlus™ ティアリング(階層化)機能のような革新性により、データセンタ設計技術者がストレージ資産の価値とパフォーマンスを最大限に引き出すための技術を提供し続けます。"
アダプテック 8シリーズは、4kランダムリードで業界をリードする70万以上のIOPSを提供し、前世代の製品から60%の性能改善を実現しています。このレベルのパフォーマンスは12Gb/秒 SAS SSDが持つ性能を最大限発揮させることが可能で、これは6Gb/秒 SAS SSDの2倍、一般的なHDDに対しては最大1,000倍高速です。
8シリーズファミリには5つのモデルが含まれ、すべてのモデルがPMCの12Gb/秒SAS RoCコントローラを搭載し、ロープロファイルフォームファクタです。ファミリには競合するソリューションの2倍のドライブ接続が可能な16ポートアダプタが含まれています。このユニークな多ポート技術はSSDとHDDの組み合わせて使用するハイブリッドストレージアレイ構成する柔軟性を提供します。8シリーズでハイブリッドアレイを構成し、maxCache Plusキャッシング及びティアリング(階層化)ソフトウェア使用することで、SSDでクラウドコンピューティングアプリケーションを加速することを可能にします。
アダプテックの第4世代のキャッシングソリューションには、お客様がストレージへの投資を最大化できるようにティアリング(階層化)技術が含まれています。8シリーズで新しいmaxCache Plusは、PMCのハードウェアに接続されていないものを含め、サーバ環境内にあるすべてのストレージデバイスを設定する柔軟性を提供します。サーバ内のすべてのストレージ資産は、データの高速化には最速メディアを使用するように、そのパフォーマンス能力に応じて活用することができ、最も費用対効果の高いストレージアーキテクチャを可能にします。
IDCのSolid State Storageリサーチディレクタである Jeff Janukowicz氏は以下のように述べています。
「エンタープライズ データセンタとクラウド環境には、コスト効率よく大規模なデータの増加に対応しながらもアプリケーションパフォーマンスを加速させたいというニーズがあります。12Gb/秒SASアーキテクチャとティアリング(階層化)機能は、これらの課題を解決しようとしており、SSDがもつ最大のポテンシャルを解き放ちます。これがIDCが2012年から2017年までにSAS SSDの年複利成長率が75%に及ぶと予測している主な理由の一つです。」
12Gb/秒SASは、高性能エンタープライズサーバやストレージアレイの将来の世代のために確立されたインタフェイスであり、SSDの潜在性能を最大限実現するために不可欠です。この標準は、また、既存の6Gb/秒SASインフラストラクチャとの下位互換性があります。
Seagate社ソリッドステートドライブビジネスのシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャであるGary Gentry氏は以下のように述べています。
"弊社の新しい12Gb/秒SAS SSDは、クラウドやデータセンタ環境においてのダイナミックかつミッションクリティカルなデータへの応答時間を劇的に向上させます。しかしながら、そのシステム構築の基盤においてエンド-ツーエンドの12Gb/秒SASアーキテクチャは欠かすことのできないものです。アダプテック 8シリーズアダプタのような製品は、データセンタ設計者が業界をリードする弊社のSSDパフォーマンスのメリットを最大限に実現する上で非常に重要な要素です。"
12Gb/秒SAS対応 Adaptec 8シリーズ製品ページ:
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用語解説
-Tiering:ティアリング(階層化)
-IOPS: Input/Output Per Second
-PCIe: PCI-Express
-SAS:Serial Attached SCSI
-RoC: RAID on Chip
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