AsiaNet 54492
☆共同JBN 1151 (2013.10.3)
【ソウル2013年10月2日PRN=共同JBN】仁川副市長は2日、仁川広域市は来る全国体育大会(韓国の国体)を来年、同市がホスト役を務める、より大規模なスポーツ競技大会に向けての準備のために役立てたいと言明した。
(Photo: (リンク ») )
ソウルの西40キロに位置する仁川は10月18日から24日まで第94回全国体育大会を開催、同大会は44種目のメダル対象競技と2回の模範演技があり、2万2000人の選手と8000人の関係役員が参加する。
また、同市は来年9月、2014年アジア競技大会を開催するが、この4年に1度の同大会が韓国で開かれるのは3回目となる。チョー・ミョンウ(Jo myoung-U)仁川副市長はソウルでの記者会見で、全国的なスポーツ・イベントを主催することは1年足らず先に迫るアジア競技大会を開催する同市にとって大切な機会となると述べた。
同副市長は「全国体育大会におけるわれわれの最も重要な課題はアジア大会に向けて準備態勢を整えることである」と述べ、アジア競技大会組織委員会のスタッフ約500人がマルチスポーツ・イベントの仕事に就くことによってより生な体験を得ることになるだろうと付け加えた。
同副市長はまた、仁川市民が全国体育大会に結集するよう希望を表明し、「われわれの市は人口ほぼ300万人の都市だが、住民の出自は異なり多彩である。私が思うに、大きな国民的イベントを開催することは市民を団結させ、この市に居住していることを誇りに感じさせることだろう」と語った。
仁川での全国体育大会は65の会場で繰り広げられる。昨年のロンドン・オリンピック競技大会に出場したスター選手がそれぞれの出身都市や州のために技を競う。
オリンピック大会で4回もメダリストになった競泳の朴泰恒選手はホストとなる仁川市の代表として戦う。体操競技の跳馬部門で金メダルに輝いた梁鶴善選手、アーチェリー女子で2つの金メダルを獲得した奇甫倍選手、フェンシング・エペ女子団体戦で銀メダルを取った申アラム選手らが全国体育大会に参加する。
ソース:Incheon-National Sports Festival Organizing Committee
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