まずは、今年の9月18日の結果について報告します。以前のコラムで紹介しましたが、2010年に尖閣諸島周辺で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突し中国漁船の船長を逮捕したことに端を発して、2010年からの3年間は、中国からと推測される攻撃により、特に官公庁を対象とした業務妨害やサイト改ざんが発生しました。また、昨年は、官公庁だけではなく一般の民間企業にも攻撃対象が拡大しました。
そのため、今年も警戒をしていましたが、さて、どうだったのでしょうか。
結論からお話しますと、今年は大きな騒ぎにはなりませんでした。攻撃を呼びかけるネットの書き込みはいくつかのあったようですが、すぐに削除されていたようです。また、多くの掲示板でも関連する「板」は、会員制になっているところも多く、監視されていることを意識し情報交換を行うように変化したと推測されます。
改ざん被害はどうだったのでしょうか。今年は、官公庁・公共機関や有名企業で被害が起きなかったために、大きく報道されることはありませんでしたが、数十サイトの民間企業や団体などのホームページが改ざんされました。
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