AsiaNet 55106
共同JBN 1428 (2013.11.22)
【深セン(中国)2013年11月21日PRN=共同JBN】中国・深センで11月16日に開幕したChina High-Tech Fair(CHTF)2013には、スマートホームの研究や開発に打ち込んでいる数十の大学、企業が参加した。中山大学、深セン大学、中国科学院(CAS)IOT(インターネット・オブ・シングス)研究開発センター、その他の機関は、無線技術と一緒に「管理システム、リモートコントロール、スマート・モニタリング」の3分野における最新の製品とソリューションを紹介した。
IOT研究開発センターが開発した「スマート・グリーン・ファーニチャー」を例にとる。このシステムは、IOTのホーム・ゲートウエー技術を中核にしており、屋内のセンサーもしくはエグゼキューターをジグビー(ZigBee)に接続することによって、外部との通信、データのスマート処理、ビデオ編集、デコードなどの機能を実行することができる。この種の無線通信によって、回線引き回しによる障害を免れることができる。
「蓄電グリーン・システム」は別の技術で、スマートファニチャーと結びついて電力不足が生じる夜間、くもり、降雨、あるいは適切な電力供給ない場合に備えて、他のグリーンエネルギーで生成された太陽エネルギーや電気を蓄電する。これによって電力網への依存度を可能な限り減少させることができる。
深セン大学は「スイッチによる遠隔識別・管理システム」「顔識別によるアクセスコントロールシステム」の他に、スマートファーニチャー・システムを紹介した。これは、機器間に回線を引き回す問題を解決し、短距離間でのデータ伝送処理のため220V電力線を通じた高効率通信でキャリア波を最大限利用することによって、屋内環境の干渉を軽減することができる。
▽CHTF( (リンク ») )について
China Hi-Tech Fair 2013(CHTF)は中国・深センで毎年11月に開催される国際的なハイテクイベントである。CHTFは1999年に中国国務院に承認され、10の政府機関および深セン市政府が共催され、中国のハイテク部門に最も大きな影響を与えるイベントの1つである。CHTFは「中国一の技術展」との評価を受けている。1999年に初開催されて以来、CHTFは世界中のテクノロジー企業が技術的成果の展示、情報交換、提携パートナーの発見、ビジネスチャンス探しなどのためのプラットフォームを提供した。
ソース:The Office of CHTF Organizing Committee
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