◎ロシュがラボ開発テスト向けFLOWシステムを発売

ロシュ

From: 共同通信PRワイヤー

2013-12-16 16:17

◎ロシュがラボ開発テスト向けFLOWシステムを発売

AsiaNet 55330
共同JBN 1522 (2013.12.16)

【プレザントン(米カリフォルニア州)2013年12月16日PRN=共同JBN】
*包括的な能力で大量のラボ開発テストを処理するラボに標準化されたワークフローを提供し、利便性とデータ処理自動化の向上を可能にする

ロシュ(Roche)(SIX:RO、ROG、OTCQX:RHHBY)は16日、欧州、アジア・太平洋、アフリカ、中南米(*)のラボ開発テスト(LDT)で使用する新しいFLOWテストの発売を発表した。このユーザー設定システムは初期サンプル処理からqPCR結果分析に至るワークフローチェーン全体で完全な柔軟性を提供する。このシステムはウイルス、微生物について幅広いラボ・アプリケーションを持っている。さらに、FLOW装置で作動するように設計、最適化されたロシュの包括的な試薬、制御、アッセイの提供は、新たなレベルの利便性、標準化を大量のLDTを処理するラボにもたらす。

FLOWが可能にするワークフローの標準化とデータ処理自動化は、多様な分子テストメニュー、大量サンプル数、ターゲットに大きな多様性のあるラボ開発テストを実施するラボに通常必要なアプリケーション向けに設計されている。FLOWのソフトウエアはすべてのプロセス段階を円滑に接続し、新たな標準の結果の信頼性、再現性を可能にし、データの完全な追跡可能性、ラボの情報システム(LIS)との直接のコミュニケーションを提供する。

デンマークのスカイビューにあるオーフス大学付属病院臨床微生物部のクルト・ハンドベルグ氏は「FLOWがアプリケーション、ニーズに提供する柔軟性に強い印象を受けた。FLOWはオープンなシステムであり、われわれの内部アッセイの応用を可能にする。さらに、技術者の反復労働量を減らす一方でqPCRテスト結果の追跡可能性を明らかに向上させた」と語っている。

ロシュの分子診断薬責任者のポール・ブラウン氏は「高度処理量LDTアプリケーションを持つ顧客は結果の信頼性の高さを必要としており、これはワークフローの自動化で改善できる。FLOWの発売によって、十分確立された技術とシステムで構築された初めてのITサポートのサンプルから結果までのqPCRワークフロー・ソリューションでLDT関係の自動化を強化できる。これまでに、結果の信頼性向上を強調する欧州諸国のパイロットユーザーから大変前向きのフィードバックを受け取っている」と述べている。

FLOWシステムは欧州、アジア・太平洋、アフリカ、中南米で近く入手可能になる。

*FLOWシステムは米国などの地域では入手できない。

▽FLOWについて
FlOWシステムは一般ラボ使用向けの非IVDシステムで、(1)FLOWソフトウエア(2)FLOW初期サンプル処理システム(3)自動核酸精製用のMagNA Pure 96システム(4)FLOW PCRセットアップシステム(5)増幅用のLightCycler(登録商標)480システム-の5部分で構成されている。FLOWソフトウエアは顧客のラボ情報システム(LIS)と通信可能で、作業リストを作成するためのサンプル、関連分析要求情報を受信できる。詳しい情報は (リンク ») へ。

▽ロシュ(Roche)について
スイスのバーゼルに本社を置き、医薬品ならびに診断薬事業の双方に強みを持つ研究開発型の世界的ヘルスケア企業である。がん、ウイルス感染症、炎症、代謝ならびに中枢神経系領域において他社と一線を画した薬剤を保有する世界最大のバイオテクノロジー企業である。また、体外診断薬、がんの組織学的診断の世界的リーダーであり、糖尿病管理のパイオニアである。ロシュでは、個別化医療戦略を掲げ、患者の健康、QOL、延命を明確に改善する薬剤や診断薬の提供を目指している。2012 年、世界各国に8万2000 人以上の社員を擁し、研究開発費に約80 億スイスフランを投資した。ロシュグループの2012 年の売上は455 億スイスフラン。ジェネンテック社(米国)は、100%子会社としてロシュグループのメンバーである。また、ロシュは中外製薬社(日本)の株式の過半数を保有している。詳しい情報はwww.roche.comへ。

LIGHTCYCLERとMAGNA PUREはロシュの商標である。

その他の製品名と商標はすべてそれぞれの所有者の資産である。

詳しい情報の問い合わせ先:
   Bob Purcell
   Phone:  +1-888-545-2443

ソース:Roche

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