AsiaNet 55437
共同JBN 0025 (2014.1.8)
【青島(中国)2014年1月7日PRN=共同 JBN】ハイセンス(Hisense)は1月6日、ラスベガスで開かれている2014CES国際家電ショー(2014 CES)で、同社の北米市場の主要販売ルートを通じインターネットをベースにしたVIDAA スマートテレビの販売を3月に開始する、と発表した。
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ハイセンス・インターナショナルのリン・ラン副社長は「スマートテレビは、世界の3大テレビブランドの一角を占め続ける機会をハイセンスにもたらすことになる」と述べた。副社長の発言は、米国市場でのスマートテレビの普及率がまだ全家庭の20%にしか達していないとの市場調査結果を根拠にしている。普及率が低いのは他のスマートテレビの操作と機能が複雑で、技術に不慣れな米国民の多くが敬遠しているため。同じ市場調査によると、米家庭の45%が今後2年以内にテレビを買い替える計画があると答え、うち42%がスマートテレビを選択すると答えている。「これはわれわれにとってチャンスである。これまで操作が簡単なスマートテレビは米国市場に参入しておらず、Appleは自社製品自体を発売していない。ユーザーの大多数が問題ありとする技術が市場に受け入れられることは難しい。VIDAA の長所は使いやすいことであり、それは米国市場に置けるセールスポイントになる」とリン副社長は述べた。副社長はまたVIDAAテレビのマーケットパフォーマンスに大きな期待を寄せていることも強調した。
2014 CESで公開されたハイセンスのVIDAA テレビは基本機能キーが4つしかなく、テレビとインターネットビデオとの間で素早くシームレスなスイッチ切り替えを可能にしている。技術を開発したのはハイセンスが買収したカナダのチームだ。ハイセンスのマーケティングマネジャー、クリス・タイ氏は「VIDAA の背後には、知的でありながらシンプルな人間とコンピューターのインターアクションを実現した革新的技術が潜んでいる。それはまたハイセンスがインターネットを革新的に思考した産物でもある。価格競争力のあるこの製品は、ハイセンスが米市場でのプレゼンスを急速に確立し拡大することに貢献するだろう」と述べた。
VIDAA テレビは中国全土で幅広い消費者に受け入れられており、発売以来8カ月で100万台以上を販売した。購入者の95%がインターネットサービス機能のスイッチを入れており、VIDAAテレビを通じたネットサービス利用率は95%を超えた。
2014 CESでハイセンスは、間もなく世界中での販売開始を計画している価格競争力のあるレーザーテレビも出品している。
ソース: Hisense Group
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