日産自動車と共同開発したソフトウェア・アシュアランス・ソリューション 「TCSエンベデッド・コード・アナライザー (TCS ECA)」を発表

タタ コンサルタンシー サービシズジャパン株式会社

From: Digital PR Platform

2014-01-21 14:38


報道関係各位
2014年1月21日
タタ コンサルタンシー サービシズジャパン株式会社

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日産自動車と共同開発したソフトウェア・アシュアランス・ソリューション
「TCSエンベデッド・コード・アナライザー (TCS ECA)」を発表
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自動車、その他ハイテク企業のソフトウェア・アシュアランス・ライフサイクルの改善を支援

2014年1月21日、東京およびインド・ムンバイ発―ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業のタタ コンサルタンシー サービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、自動車、ハイテク、およびその他の組み込みソフトウェアが重要な役割を果たす産業むけに、ソフトウェア・アシュアランス・ライフサイクルを改善する新ソリューション「TCS エンベデッド・コード・アナライザー(TCS Embedded Code Analyzer。製品名:TCS ECA、ティーシーエス エカ)。」を発表しました。TCS ECAはTCSと日産自動車との共同開発によるソリューションであり、販売パートナーである横河ディジタルコンピュータ株式会社(以下、YDC)を通じて販売します。

組み込みソフトウェアはさまざまな産業分野で製造される幅広い製品において中心的な役割を占めており、製品が常に正常に機能するためには、高品質なコードが必要とされます。TCS ECAはエンジニアリング・ソフトウェア・ソリューションに関するTCSのリーダーシップと、自動車用ソフトウェアに関する日産自動車のノウハウが組み合わされ、開発されました。同ソリューションは、同様の製品群において、最も拡張性が高く、産業毎のニーズに合わせて容易にカスタマイズを行うことが可能です。

TCS ECAは、製造企業が、製品開発をより迅速なものとし、より信頼性の高い製品の生産、そして製品化するまでの期間の短縮、さらに製品リコールにつながるソフトウェア障害に伴うコスト削減などにも貢献します。同ソリューションは、組み込みソフト開発者がソフトウェアの品質改善することを助け、MISRA-CおよびISO 26262のような自動車産業おける主要な規格に対して、より準拠するものです。TCS ECAは、標準的試験や検証プロセスにおいては検出することが難しいコーディングエラーを自動的に検出し、ソフトウェア開発サイクルの初期段階で検出されなければ、特定したり、修正するために多額の費用がかかってしまうような不具合を検出するのに役立ちます。

日産自動車株式会社 電子技術開発部 電子アーキテクチャ開発部 電子アーキテクチャ開発グループ 主任 宮下真哲氏は次のようにコメントしています。
「高品質であることは、自動車に組み込まれたソフトウェアも含め、日産の製品にとって最優先事項です。最新版のTECS ECAは、不具合ゼロという究極の目標に向けて、開発ライフサイクルの初期段階で、不具合の可能性すべてに対応するのに役立ちます。」

TCS、エンジニアリング&インダルトリアルサービス事業部門副社長兼グローバルヘッド レグー・アヤスワミーは以下のように述べています。
「TCS ECAには、タタ・リサーチ・デザイン・アンド・デベロップメント・センター(Tata Research Design and Development Centre、略称:TRDDC)の15年を超える研究と自動車産業特有の課題に関する日産自動車のノウハウとアイデアとが組み合わされ、業界からの重要なニーズに応える有数の製品となっています。日産自動車、日産自動車のサプライヤー各社、およびアライアンス・パートナーから寄せられたTCSとTCS ECAへの信頼に感謝しています。」

横河ディジタルコンピュータ株式会社 代表取締役社長 古田豊彦氏は以下のようにコメントしています。
「今日では『機能的安全性』が自動車だけでなく、医療機器、ロボット、工場自動化機器、輸送機器などの分野においてもキーワードとなっています。このことを背景として、横河ディジタルコンピュータ株式会社はTCS ECAを販売できることを非常に喜ばしく思っています。TCS ECAには自動車産業でのソフトウェア開発における先進的な品質保証のノウハウが集積されており、またこれは他の幅広い分野にも応用可能なため、弊社のお客様の新製品開発を大きく支援する新たなツールとなることと確信しています。」

TCSジャパン株式会社 代表取締役社長 カマラ カンナン(KK)は次のように述べています。
「TCSは日本企業が事業を強化し、新しいグローバルな市場や機会にそれを拡大する支援を目的としたサービスとソリューションの開発に大規模な投資を行ってきましたが、このたび日本においてTCS ECAを提供できることは弊社にとって大きな誇りとするところです。TCS ECAは、TCSが日本の主要顧客やパートナーとの連携の下に進めている取り組みの優れた事例であり、日産自動車および横河ディジタルコンピュータと共に自動車、製造、および通信産業の日本と世界での組み込みシステム製品構築に貢献すると期待しています。」

TCS ECAについて詳細は、以下をご覧ください。
日本語: (リンク »)
英語: (リンク »)

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TCS エンジニアリング&インダルトリアルサービス事業部門について
TCSのエンジニアリング&インダルトリアルサービス事業(Engineering and Industrial Services、以下EIS)部門は1992年の業務開始以来、エンジニアリング事業を開拓すると共に、リーダーとして実例を示しながら、業界をリードしてきました。250社を超えるグローバル企業をクライアントとして12,000人を超えるエンジニアとコンサルタントを擁するEIS部門は、インド最大のエンジニアリング・サービスのひとつとなっています。米国、メキシコ、日本、英国、インド、および中国にエンジニアリング・サービス供給センターを置き、顧客企業からのさまざまなニーズに応える他にはない地位を獲得しています。Zinnov Management Consulting(Zinnov)が発行した『Global R&D Service Providers (GSPR) Rating 2013』レポートでは、TCSは複数の業種分野において「Leader」に位置付けられています。
同部門はハイテク、宇宙航空、自動車、重工業、小売、通信、医療機器、電気ガス上下水道など、さまざまな業種にわたり、幅広いエンタープライズ向けエンジニアリング・ソリューションを提供しています。

日産自動車について
日産自動車株式会社は横浜に本社を置く日本第2位の規模を持つ自動車会社であり、またルノー=日産アライアンスの一部を構成しています。日産は世界中に267,000人を超える従業員を展開し、2012会計年度には490万台を超える車両を販売し、9.6兆円(1,161億6,000万米ドル)の売上を計上しました。日産自動車は自動車およびアクセサリー、スペアパーツ、およびその他のコンポーネントを含む関連製品の研究、デザイン、開発、エンジニアリング、製造、組み立て、および販売に従事しています。

横河ディジタルコンピュータ株式会社について
横河ディジタルコンピュータ株式会社は、YOKOGAWAグループの一員として創業以来、マイクロコンピュータや周辺システムの設計、開発に広く関わる事業を展開しています。特にインサーキットエミュレータ(ICE)分野では、トップクラスの実績を有し、自動車、携帯電話、情報家電、産業機器など最先端の開発現場で高い評価を得ています。

タタ コンサルタンシー サービシズ(TCS)について
タタ コンサルタンシー サービシズは、世界の企業を顧客として他の企業では匹敵することのできない確実さをもって真の結果を提供する、ITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCSはコンサルティングを基盤とし、IT、BPO、インフラストラクチャ、エンジニアリング、およびアシュアランスサービスを総合的に提供しています。これらは卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS独自のグローバル・ネットワーク・デリバリー・モデル(Global Network Delivery Model(TM))を通じ、ITとITによって可能になるサービスを総合的に提供しています。TCSはインド最大の工業コングロマリット(複合企業体)であるタタグループに属し、290,000人を超える最高のトレーニングを受けた人材を世界44か国に展開しています。2012年3月31日を末日とする会計年度の売上高は116億米ドルに達し、またインドの国立証券取引所とボンベイ証券取引所に上場しています。TCSの詳細についてはwww.tcs.comをご覧ください。

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