AsiaNet 55789
共同JBN 0156 (2014.2.14)
【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)2014年2月14日PRN=共同JBN】
*世界をリードする情報セキュリティー・イベントはシンガポールで開かれるメーンイベントにスティーブ・クロッカー(Steve Crocker)博士を基調講演者として招くことになった。
世界をリードする情報セキュリティー・イベントを主催するファミリーであるBlack Hat( (リンク ») )は14日、Black Hat Asia 2014に、Internet Corporation of Assigned Names and Numbers(ICANN)の理事会長で、インターネットの創成期にそのパイオニアとして活躍したスティーブ・クロッカー博士が基調報告者として参加する、と発表した。Black Hat Asia 2014は3月25日から28日までシンガポールのマリナベイサンズで開かれる。より詳しい情報と参加登録は以下のウェブサイトを参照。 (リンク »)
(Logo: (リンク ») )
クロッカー博士は創成期からインターネットに関わってきた。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の大学院生だったころからARPANETのプロトコルを開発したチームの一員であり、現在のインターネットの基礎を築いた。博士はまた現代のInternet Engineering Task Force(IETF)の先駆けとなるNetworking Groupを組織した。さまざまな業績のリストには影響力の大きいRequest for Comment(RFC)シリーズの創設者としての実績も数えられる。RFCを通じてプロトコルデザインが記録され共有されることができた。インターネットの創造と発展に対する貢献とパイオニアとしての業績に対して、クロッカー博士は2002年にIEEE Internet Awardを受賞。2012年にはインターネットの殿堂入りを果たした。
現在クロッカー博士はShinkuro Inc.の創業者兼最高経営責任者(CEO)を務めている。同社はインターネットを通じたダイナミックな情報共有とセキュリティーを強化したプロトコルの配置に焦点を置いた新興企業である。その他の経歴としてはDARPA、USC/ISI、Aerospace Corporationのほか、Trusted Information Systemsの副社長、CyberCash, Inc.やLongitude Systems. Inc.の共同創業者でもある。
これまでに就いた公職としてはInternet Engineering Task Force(IETF)のセキュリティー技術第1エリア・ディレクター、Internet Architecture Board(IAB)、IETF Administrative Oversight Committee(IAOC)、それにBoard of the Internet Societyなどが上げられる。
Black Hat Asiaは3月27日にクロッカー博士が登壇することを歓迎する。基調講演のタイトルは「乱雑を片付けよう(Let’s Fix the Mess)」。ARPANETの爆発的な開発が始まって以来45年間に積み重なったセキュリティー上の問題やインターネットガバナンス問題を取り上げる。クロッカー博士はRequest for Comments(RFC)を含めたインターネットの初期の歴史をたどるのではなく、DNSSECやrPKIなどインターネットの状況の改善を約束する現在の活動について討論する。
Black Hatのグローバル・イベント・ディレクター、ニコル・ガルボリーノ氏は「クロッカー博士は今日われわれが現代のインターネットとして知っているものの道を切り開き、調査研究分野やオンライン社会資本の構築に対して数えきれないほどの貢献をなした人物である。ことしのBlack Hat Asia イベントでその体験や教訓を参加者と共有できる、これ以上の人選はなかった」とコメントした。
より詳しい情報と登録は以下のサイトを参照。通常参加料での登録締め切りは3月21日。 (リンク »)
Black Hat Asia 2014のスポンサーはDiamond SponsorsとしてJuniper NetworksおよびRSA、プラチナスポンサーとしてEGUARDIAN、M.Tech Products Pte Ltd、Netpoleon Solutions、Tenable Network Security、ゴールドスポンサーとしてCheckmarx、FireMon、HP Singapore、QualysおよびWebroot。
今後のBlack Hatのイベントと期日は以下の通り。
Black Hat Asia 2014、シンガポール、3月25日から28日
Black Hat USA 2014、米ネバダ州ラスベガス、8月2日から7日
Black Hat Europe 2014、オランダ・アムステルダム、10月14日から17日
Black Hatへの接続先
Twitter: (リンク ») - hashtag #BlackHat
Facebook: (リンク »)
LinkedIn Group: (リンク »)
Flickr: (リンク »)
▽Black Hat ( (リンク ») )について
16年以上前からBlack Hatは最新の情報セキュリティー研究、開発、トレンドに関する情報を参加者に提供してきた。注目を浴びるグローバルなイベントとトレーニングはセキュリティーコミュニティーの必要に後押しされ、業界内の良心的部分の結集を目指している。Black Hatはすべてのキャリアレベルのプロフェッショナルに刺激を与え、公共部門と民間部門の学者、世界レベルの研究者、リーダーの成長とコラボレーションを促す。Black Hatのブリーフィングとトレーニングは毎年、米国、欧州、アジアで開催され、UBM Techがプロデュースしている。より詳しい情報は以下を参照。 (リンク »)
▽ UBM Techについて
UBM Tech( (リンク ») )は世界展開するメディア企業で、世界のテクノロジーコミュニティーをライブイベント、オンラインプロパティー、カスタムサービスを通じて結集する。UBM Techのコミュニティーに焦点を合わせたアプローチは、ユーザーとクライアントに専門的に実行される研究、教育、トレーニング、コミュニティー支援、ユーザーの制作によるコンテンツおよびピアツーピアのエンゲージメント機会を提供し、電子機器、セキュリティー、エンタープライズITおよびコミュニケーション、ネットワークインフラとアプリケーション、ゲームとアプリ開発者、それにテクニカル・マーケティングコミュニティーにサービスしている。UBM Techのブランドには以下が含まれる。Black Hat、DesignCon、EE Times、Enterprise Connect、Game Developers Conference(GDC)、HDI、InformationWeek、Interop。CreateはUBM Techのフルレンジ・マーケティング・サービス部門で、コンテンツとテクノロジーマーケティング専門知識に基づいて、カスタムイベント、コンテンツマーケティング・ソリューション、コミュニティー開発、デマンド創出プログラムなどを提供する。UBM Techは、メディアと情報サービスの全世界的プロバイダーで、株式時価総額は25億ドルを超えるUBM(UBM.L)の事業部門の1つである。詳細はウェブサイト (リンク ») を参照。
ソース:Black Hat
▽問い合わせ先
Meredith Corley,
Black Hat Public Relations Manager,
Meredith.Corley@ubm.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。