AsiaNet 56108
共同JBN 0278 (2014.3.10)
【ソウル2014年3月年10日PRN=共同JBN】韓国は市場規模で世界10大書籍市場のひとつに数えられており、韓国が2014年ロンドン・ブックフェア(London Book Fair=LBF)の「マーケット・フォーカス(Market Focus)」に選ばれたのも不思議ではない。韓国の出版社は過去20-30年、外国著作権の熱心な買い手になり、同時に、高品質コンテンツを国際出版社に提供している。
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ロンドン・ブックフェアのマーケット・フォーカスには出版社、電子書籍専門業者、印刷会社など27社が参加する。大韓出版文化協会(Korean Publishers Association、KPA)は韓国デジタル出版特集などの各種セッション、韓国人著者の紹介、出版専門家向けセミナーのほか、さまざまな文化イベントを準備している。
KPAは、将来のより開かれた討議と交流、内外出版社のネットワーク拡大に道を開くチャンスと期待を表明している。
KPAは韓国の出版社570社を会員に抱え、1947年以来、国内出版業界の声を代表してきた。KPAは韓国最大の出版物展示会、ソウル国際ブックフェア(Seoul International Book Fair)を主催、毎年6月、最新タイトルを国内の読者に紹介して韓国の読書文化を推進するとともに、外国人入場者に韓国生活を間接体験させている。また、さまざまな国際ブックフェアで「韓国共同スタンド(Korean Collective Stand)」を設置している。
KPA はLBFなど主要国際ブックフェアに参加することによって、韓国と国際的な出版社の交流促進に努めてきた。韓国共同スタンドは韓国出版業界の発展促進のために開設、国内出版社が海外展開を望む潜在的ビジネスパートナーを探す支援を目指している。KPA は2014年、ボローニャ児童書フェア(Bologna Children's Book Fair)、北京国際ブックフェア(Beijing International Book Fair)、フランクフルト・ブックフェア(Frankfurt Book Fair)など9カ所の国際ブックフェアで韓国共同スタンドを設置する。
KPAはさらに、再販価格維持を実施して著者と出版社の権利保護に努め、発展を守り革新的措置を取り入れて、出版市場を振興している。
▽ソウル国際ブックフェア(Seoul International Book Fair)について
大韓出版文化協会(KPA)が主催するソウル国際ブックフェアは韓国出版業界の発展、読書の奨励、韓国と国際的出版社の交流促進を目的とする年次イベントである。より開かれた討議、より多くのアイデア共有を奨励するため、ブックフェアは各種イベント、出版社と業界専門家向けのセミナーなどを盛り込んでいる。2013年ソウル国際ブックフェアの主賓国はインドで、文化特集(Culture Focus)はカナダが対象になった。このブックフェアには25カ国の出版社610社が参加、12万9210人が入場した。2014年の第20回ソウル国際ブックフェアは6月18日から22日まで、COEX(コンベンションセンター)で開催される。
ソース:Korea Publishers Association
▽問い合わせ先
Kim, Eun-hee
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