AsiaNet 56469
共同JBN 0406 (2014.4.10)
【トリポリ(リビア)2014年4月10日PRN=共同JBN】「A Plan for Libya(リビアのためのプラン)」の著者で事業家であるアブドル・バシット・イグテ(Abdul Basit Igtet)氏は10日、リビア大統領選挙に立候補することを正式に表明した。以下は同氏の発言である。
「わたしが立候補するのは、適切に機能し豊かな国家という確固たる基礎の上にリビア国民が自分たちの将来を築くべきであると考えるからだ。新憲法が制定されたあとの大統領選挙に立候補することがこれを実現する最善の道であるとの結論に達した。その時は、リビア国民が民主的選択を行う機会を手にすることになる」
「新大統領は、トリポリだけでなく国全体の大統領であるべきだと確信している。このため、わたしはすべての国民の声を聞きそれに応えるため、近くトリポリ以外の主要5都市に事務所を開設する」
「リビア国民がセキュリティーをはじめ、住宅、道路、学校、病院のような基本的サービスについて極めて心配していることを承知している。だが1つ都市の問題が別の都市の問題とは異なっている。そこで今後2週間以内に、わたしは国内を回り、それぞれの場所で人々の考え方を学ぶつもりだ。これにはわたしの専門家チームが同行する。チームは人々に耳を傾け、直近の課題をわれわれの政策に取り入れる」
「リビア国民に以下のように言いたい。われわれの優先順位はあなた方の優先順位でなければならず、これこそが民主主義だ。わたしが大統領職に就けばそれはあなた方の大統領職である。皆さんのリビアのためのあなた方の大統領だと」
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ソース:Independent Libya Foundation
▽問い合わせ先
Mark Rogerson, European Media Representative for Mr. Igtet,
+44 7885 638810,
mvlrog@aol.com;
(編集者注)
バシット・イグテ氏(43)はリビア国籍。同氏は土木工学、海運、航空設計の事業に関係している。同氏は2011年にIndependent Libya Foundation(独立リビア基金)を設立し、リビアの反政府運動を支援するとともに、リビア唯一の合法政府機関としてリビア国民評議会(NTC)への支援と承認を獲得した。2011年後半、北米、南米におけるNTCへの人道支援獲得を担当する特使に指名された。
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