早稲田大学広報室広報課
校友・和田竜さん(1995年・政経卒) 2014年本屋大賞を受賞
歴史小説『村上海賊の娘』にて
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2014年本屋大賞」の発表会が明治記念館(港区元赤坂)にて4月8日に行われ、本学校友である和田竜(りょう)さん(1995年 政経卒)の著書である『村上海賊の娘』(新潮社)が2014年本屋大賞として選ばれました。今回大賞に輝いた『村上海賊の娘』は、戦国時代に活動した瀬戸内海の村上水軍を題材にした歴史小説です。同作は今年3月に第35回吉川英治文学新人賞も受賞しています。
同氏の著書にはデビュー作である『のぼうの城』(小学館)をはじめ、『忍びの国』(新潮文庫)、『小太郎の左腕』(小学館)などがあります。
学生時代にはサークル「劇団森(しん)」(1960年代創立)に所属し、芝居を演じるとともに当時から脚本を書くなどしていたそうです。
本屋大賞とは、書店員有志で組織する本屋大賞実行委員会が運営しており、過去一年の間、書店員自らが読んで薦めたい本を選び投票するもので、今年で11回目を迎えています。今回一次投票には全国479書店605人、二次投票には330書店より386人もの投票がありました。
なお本学校友でも、これまでに第1回小川 洋子氏(一文卒)、第2回恩田 陸氏(教育卒)、第7回冲方丁氏(一文出身)、第9回三浦しをん氏(一文卒)が同じく本屋大賞を受賞しています。
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