◎ルピンが陽進堂と戦略的合弁事業協定を締結
AsiaNet 56578
共同JBN 0455 (2014.4.24)
【ムンバイ、ボルティモア2014年4月24日PRN=共同JBN】
*新会社のYL Biologicsは日本向けバイオシミラーの臨床開発、商業化に集中する。
医薬品大手のルピン社(Lupin Limited)は24日、富山に本社を置く日本の医薬品会社、陽進堂(Yoshindo Inc.)との間で新会社のYL Biologics(YLB)を設立する戦略的合弁事業協定を結んだと発表した。YLBは両パートナーが共同経営し、規制当局への申請、日本でのマーケティング認可取得を含め、数種類のバイオシミラーの臨床開発実施に責任を持つ。
新会社のYLBはルピンからモノクローン抗体(mAbs)をライセンスによって製品導入し、また生物学的製剤の開発、商業化に対する明確な規制態勢がすでに実施されている日本市場向けに世界各地の企業と提携する。プネーに置かれているルピンのバイオテクノロジー研究グループが開発したルピンのエタネルセプト(Etanercept)バイオシミラーが臨床開発のためにYLBにライセンス提供される最初の製品となる。エタネルセプト(最初の商品名はEnbrel=登録商標)は関節リウマチ、乾癬、強直性脊椎炎などの自己免疫性疾患の治療用に世界的に承認されているバイオ医薬製品である。Enbrelは日本では武田薬品工業が販売しており、売上高は4億9600万米ドル(IMS MAT、2013年3月)である。
日本の生物学的製剤市場の規模は現在120億米ドル近くに達しており、年率で2-3%成長している。mAbsは日本の生物学的製剤売上高全体のうち35億米ドルを占めており、成長率は5%である(IMS Health)。
ルピンは医薬物資の商業的供給に加えてマイルストーン・ベースのライセンス収入の権利を与えられる。ルピンと陽進堂はそれぞれの販売網を活用して製品を自社ブランドで販売する。
ルピンのカマル・K・シャルマ副会長は合弁事業について「バイオシミラーを日本市場にもたらすというコミットメントを共有しているパートナーの陽進堂との合弁事業に大変興奮している。YLBは日本市場に対するルピンの長期的コミットメントの反映であり、ルピンの世界的バイオシミラー・ポートフォリオ確立に向けた重要な初の一歩前進である」とコメントしている。
陽進堂の下村健三社長は合弁事業についてのコメントで「YL Biologics社は陽進堂の活動を日本のバイオシミラー市場に拡大、当社を戦略的に象徴するための足場となる。ルピンと強力な提携関係に入ることを大変喜んでおり、これによって日本市場向けの有意義なバイオシミラー製品パイプラインの共同開発が可能になる」と述べている。
▽陽進堂について
陽進堂は医薬品取引の長い歴史を持つことで有名な都市である富山に設立された。同社はジェネリック組成、API(医薬品有効成分)、研究開発中の注入や透析、製造、マーケティング・システムなど、大量で多様な領域の医薬製品を供給している。陽進堂は現在、バイオ医薬製品と大学との協力によるその開発に集中しており、社会の福利、個人の健康に積極的にかつ大きな貢献をしようと努力している。
▽ルピン社(Lupin Limited)について
ルピンは革新指向の多国籍医薬品会社で、広い範囲のブランド薬、ジェネリック組成薬、APIを世界的に製造、開発している。同社は心臓病、糖尿病、ぜん息、小児疾患、CNS(中枢神経系疾患)、GI療法、感染防止薬、NSAID(非ステロイド系抗炎症薬)の分野で重要なプレーヤーであり、抗結核薬とセファロスポリンの分野で世界的な主導的地位を維持している
ルピンは米国で第5位と、最も急成長しているトップ5のジェネリック医薬品会社であり(処方せんの市場シェアは5.3%。IMS Health)、インドでは売上高3位の医薬品会社である。また日本と南アフリカで最も急成長しているトップ10のジェネリック医薬品プレーヤーである(IMS)。
2013年3月までの会計年度のルピンの連結売上高は946億1600万ルピー(17億4000万米ドル)、税引き後利益は131億4200万ルピー(2億4200万米ドル)だった。詳しい情報は (リンク ») へ。
▽問い合わせ先
Shamsher Gorawara
Head - Corporate Communications
Ph: +91-22-66402531
Email: shamshergorawara@lupinworld.com
セーフハーバー・ステートメント( (リンク ») harbor)
ソース:Lupin Ltd
AsiaNet 56578
共同JBN 0455 (2014.4.24)
【ムンバイ、ボルティモア2014年4月24日PRN=共同JBN】
*新会社のYL Biologicsは日本向けバイオシミラーの臨床開発、商業化に集中する。
医薬品大手のルピン社(Lupin Limited)は24日、富山に本社を置く日本の医薬品会社、陽進堂(Yoshindo Inc.)との間で新会社のYL Biologics(YLB)を設立する戦略的合弁事業協定を結んだと発表した。YLBは両パートナーが共同経営し、規制当局への申請、日本でのマーケティング認可取得を含め、数種類のバイオシミラーの臨床開発実施に責任を持つ。
新会社のYLBはルピンからモノクローン抗体(mAbs)をライセンスによって製品導入し、また生物学的製剤の開発、商業化に対する明確な規制態勢がすでに実施されている日本市場向けに世界各地の企業と提携する。プネーに置かれているルピンのバイオテクノロジー研究グループが開発したルピンのエタネルセプト(Etanercept)バイオシミラーが臨床開発のためにYLBにライセンス提供される最初の製品となる。エタネルセプト(最初の商品名はEnbrel=登録商標)は関節リウマチ、乾癬、強直性脊椎炎などの自己免疫性疾患の治療用に世界的に承認されているバイオ医薬製品である。Enbrelは日本では武田薬品工業が販売しており、売上高は4億9600万米ドル(IMS MAT、2013年3月)である。
日本の生物学的製剤市場の規模は現在120億米ドル近くに達しており、年率で2-3%成長している。mAbsは日本の生物学的製剤売上高全体のうち35億米ドルを占めており、成長率は5%である(IMS Health)。
ルピンは医薬物資の商業的供給に加えてマイルストーン・ベースのライセンス収入の権利を与えられる。ルピンと陽進堂はそれぞれの販売網を活用して製品を自社ブランドで販売する。
ルピンのカマル・K・シャルマ副会長は合弁事業について「バイオシミラーを日本市場にもたらすというコミットメントを共有しているパートナーの陽進堂との合弁事業に大変興奮している。YLBは日本市場に対するルピンの長期的コミットメントの反映であり、ルピンの世界的バイオシミラー・ポートフォリオ確立に向けた重要な初の一歩前進である」とコメントしている。
陽進堂の下村健三社長は合弁事業についてのコメントで「YL Biologics社は陽進堂の活動を日本のバイオシミラー市場に拡大、当社を戦略的に象徴するための足場となる。ルピンと強力な提携関係に入ることを大変喜んでおり、これによって日本市場向けの有意義なバイオシミラー製品パイプラインの共同開発が可能になる」と述べている。
▽陽進堂について
陽進堂は医薬品取引の長い歴史を持つことで有名な都市である富山に設立された。同社はジェネリック組成、API(医薬品有効成分)、研究開発中の注入や透析、製造、マーケティング・システムなど、大量で多様な領域の医薬製品を供給している。陽進堂は現在、バイオ医薬製品と大学との協力によるその開発に集中しており、社会の福利、個人の健康に積極的にかつ大きな貢献をしようと努力している。
▽ルピン社(Lupin Limited)について
ルピンは革新指向の多国籍医薬品会社で、広い範囲のブランド薬、ジェネリック組成薬、APIを世界的に製造、開発している。同社は心臓病、糖尿病、ぜん息、小児疾患、CNS(中枢神経系疾患)、GI療法、感染防止薬、NSAID(非ステロイド系抗炎症薬)の分野で重要なプレーヤーであり、抗結核薬とセファロスポリンの分野で世界的な主導的地位を維持している
ルピンは米国で第5位と、最も急成長しているトップ5のジェネリック医薬品会社であり(処方せんの市場シェアは5.3%。IMS Health)、インドでは売上高3位の医薬品会社である。また日本と南アフリカで最も急成長しているトップ10のジェネリック医薬品プレーヤーである(IMS)。
2013年3月までの会計年度のルピンの連結売上高は946億1600万ルピー(17億4000万米ドル)、税引き後利益は131億4200万ルピー(2億4200万米ドル)だった。詳しい情報は (リンク ») へ。
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Shamsher Gorawara
Head - Corporate Communications
Ph: +91-22-66402531
Email: shamshergorawara@lupinworld.com
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ソース:Lupin Ltd
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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